LTEのプラスエリア化
QXDM Professionalを起動して、[Options]-[Comunications]でQPSTの時と同じCOMポートに電話があるので、[Target Port]で同じCOMポートを選択する。
次に[View]-[New]-[Common]-[NV Browser]を選択し、[Category Filter]を[LTE]にして、[ID]が[06828]の[LTE_BC_CONFIG]をクリックし、[Read]ボタンを押すと[Fields]欄の上段に値が入るので、[Input]の値をコピペする。
コピペした値はメモ帳に貼って取っておく。 元々の数字はコレ。
旧:2061584302149
このコピペした値を2進数に変換する。
00011110000000000000000000000000000001000101
長ぇ(笑
これは44ビットで各ビットがBANDに対応しているので、桁をわかりやすく10ずつ区切って並べてみるとこうなる。
00011 1100000000 0000000000 0000000000 001000101 43210 9876543210 9876543210 9876543210 987654321 40~ 30~ 20~ 10~ 1~
数字は右から左にかけて44ビットだ。 つまり、基本の設定では下記のLTE帯域に対応していることになる。
- 1,3,7,38~41
XiaomiのWebで見ると、正にどんぴしゃ!!!
と言うことで、LTEもプラスエリア化させるためには、下記を追加する必要がある。
- 19,21
海外でも使いたいから下記も追加する。 使えるかは不明だけど、XDA Forumで帯域追加のサンプルとして出ていたものも片っ端から追加した。 ちゃんと動くかは知らぬ。
- 2,4,5,8,12,13,14,17,18,20,29,31,32
ついでに最新規格の下記も入れとくか(笑
- 28
と言うことで、ハードが対応しているかとかを構わず盛り込むとこうなる。
00011 1100000110 1100000011 1110011100 011011111
43210 9876543210 9876543210 9876543210 987654321
10進数にするとこうだ。
新:2065210226911
だけど、電卓アプリからコピペして書き戻そうとしても[Bad Value Discarded]になるので、何がまずいのかを調べていくと、電卓アプリでコピペした値の前後には何か文字コードが付加されているらしい。 メモ帳に貼り付けても何も表示されないのだけれど、Terapadに貼り付けると[?]が前後にくっついていた。 これが原因かよー。
無事に入力できたら、[Write]ボタンを押して終わり。 念のため[Read]ボタンを押して、ちゃんと書き込まれた値通りなら問題なし。
よし、ではちゃんとできたか確認!
コメント
読み出しや書き込みに使うQXDMやQPSTが、クアルコム向けなんで無理かと思われます。
それぞれの頭のQは、QualcommのQですので。
なるほど。お返事ありがとうございました。
当方グロ版のGalaxy S8(CPUはExynos版なのでモデムもクアルコム製ではない)なのでだめそうです。
この書き換えに使用するソフトがクアルコム向けですので、他のモデムチップも試したことはあるのですが、残念ながら認識できず、でした。
安価なスマホだとメディアテックとか多いので、その辺の情報も調べたいですね。
モデムがクアルコム製じゃないとやはりだめなのですか?
xz premiumにband42を追加しようと思っているのですが、この手順を用いれば可能ですか?
申し訳ないのですが、実機を持っておりませんので、
こればっかりは試してみないと何とも言えません。
xz premiumにband42を追加しようと思っているのですが、この手順を用いれば可能ですか?
初期化(工場出荷時に戻す)は大丈夫でした。
OSアップデートは、この機種では試していません。
たぶんダメだと思います。
初歩的な質問ですが、アップデートや初期化後をすればこの作業をやり直し、などはなりませんでしょうか?