いつの頃からかテレビ(東芝レグザ)を見ていると、頻繁にブロックノイズが出るようになった。
我が家はマンションなので、他の部屋は大丈夫ということは我が家だけの問題。
壁面のアンテナ端子とかケーブルを、CS側と入れ替えても変わらないから、これはテレビ本体の問題である可能性が高い。
と言うことでサービスさんにご足労願うことになった。
延長保証期間内だし。
朝イチで訪問時間の連絡があり、その際に何故かわからないがテレビ裏のシールを読めと言う。
「 テレビの裏側に○から始まる番号があるので読んで頂けますか 」
「 次に電源コードのところに○から始まる番号があるので、そちらも」
そんなもん来てから見れば良いだろう、そう思いながらも指示に従って鏡など使いながら確認する。 だってさ、テレビ周りってごちゃごちゃしていて、容易に裏側なんか見られませんがな。
ぴんぽーん♪
お、時間通りの訪問。 素晴らしいね。
小脇に基盤と思しき段ボール箱を抱えてやってきたサービスさん、テレビ裏をチラ見するなり一言。
「 Chromecastが付いてますね。 コレですね 」
ナニ?!?!?! ナンですと・・・。
確かにテレビ裏には直接Chromecastを挿しているし、電源用のUSBを抜き差しした時に電源ランプが赤になるタイミングで必ずブロックノイズが出るじゃないか。 聞けば結構有名な既知の問題らしい。
「 延長HDMIケーブルを使うと良いですよ 」
と言う有り難いアドバイスももらって、10分もかからず終了した。
マジか。
そんな理由だったのか。
サービスさんが引き上げてからネットで調べてみると、確かに出るわ出るわ。
そんな情報知らんかったが、まぁ何にせよ治って良かった。
ついでの情報として、今まで外付HDDに録画したものはテレビ本体を交換したり、基盤を交換すると見られなくなると思っていたけど、それも必ずしもそうじゃないらしい。
基盤のMACアドレスという固有の番号を、新しい基盤に古い基盤のものを書き込むことができるソフトがサービスにはあって、それを使うことで100%では無いにしても、かなりの高確率で交換後の基盤でも視聴が可能になるそうだ。
だから、朝イチの電話でMACアドレスとか調べるように依頼があったのも、持参する基盤に事前に情報を書き込んできてくれるための準備だったって訳だ。
これもマジかー。
そんな良いソフトがあるなら、こんなこと、あんなこと、あれこれできるのになーなんて仕事モードで考えてみたり。
メーカとしては、妙なツールがあちこちに出回ってしまうのを避けたいってことなんだろうけど、それができるだけで消費者サイドにとってはとても便利になることって、きっとまだまだ一杯あるんだろうな。
そうした情報を隠すのか、割り切って公開してしまうのか、ここら辺は判断が難しいところなんだろう。
だけど、SONY Mobileのように普通のメーカじゃ公開していないようなこうした情報を、積極的にツールを含めて公開するという姿勢はオレはとても好感が持てる。 オレが自分自身でアレコレ手を動かすタイプだからと言うのも勿論あるが、DIYで治せる or 改造ができるって、製品を長く使うという点でも良い効果があるように思うんだ。
色々難しいのは分かるけどね。
ネットとかで色々な情報が入手できるようになって、非公開にしている意義も薄れて、非公開にするよりも正しい情報を公開して妙な被害が出ないようにコントロールする方が良い、そんな認識へとこれからは変わっていくんだろう。
そんなことを思った休日の朝。
さて、寝溜めするか。