せっかくコールマンのウェザーマスター 2ルームハウスIIを買ったのに、雨模様の週末が続いて気持ちもどんより。
だけど、3連休の後半は天気も回復傾向らしいので、ワクワクしながらキャンプに行くことにしたよ。
最初に立ち寄ったのは服部牧場。
アイスクリームやソーセージが美味しいという評判で、乗馬やら乳搾りやらの牧場っぽい楽しみがあって、キャンプも可能とのこと。
で、肝心のテントサイトは、駐車場の奥をカラーコーンで区切った区画。
うっすら牧草地で気持ち良さそうなサイトではあるのだが、閉口したのはハエの多さ。 写真には収めていないけど、白い車に数十匹。 車に乗る時に注意しないと中に入ってくるくらい飛んでいる。
これはイヤだ。 テントの周りをハエが飛び回るとか困る。 もっと寒い時期なら良いのかもしれないが、今日はココには泊まりたくない。
と言うことで、ここから近い青根キャンプ場に逃げるように移動。 さぁ、おニューのテントを立てようか!
勝手知ったるキャンプ場なので、新しいテントを初張りするには良いよね。 下の子も一生懸命に手伝ってくれている。 まずは荷物を下ろそうか。
ブルーシートを広げて荷物を並べていく。 緑色のはテーブルだから気にしないで。 このテントは22キロあるので、肩に食い込んでずっしり重い。 サイトと駐車場が離れているキャンプ場だったら、カートが無いとパパが大変。
ビニールに入ったままの真新しいポール、フライ、インナーテント、オーバーフライ、ペグとロープ。 付属のペグは安い金属棒のペグだけど、こういうテントを買う人はペグも良いのを買っているだろうから無問題。
はい、これが全部。 ポールは本体の構造になるのが6本、フライを支えるのが2本。
組み立てはフライをドームテントの要領で立てて、後からその中にインナーテントを吊すタイプなので、まずはフライをバサーッと広げる。
手順としては後ろ側から立てていく。 前に使っていたテントもそうだけど、この手のテントは独りで立てようとすると、まずポールをスリーブに差し込んで、片側の留め具を挿してから押し込んでいくじゃない?だけど、押し込む時に挿した留め具がポールから抜けてしまったりして、ちょっとイラッとすることがあるよね。 だけど、このテントはちゃんと対策がなされているのに感動した。
ほら、留め具が抜けにくいクリップ状になっている。 今のテントはみんなこうなのかな? いや、他のテントはこんなクリップじゃ無くて、単なる棒材だったと思う。
こうやって挿せば、ポールを逆側から押し込んでいっても簡単に抜けたりしない。 これは本当に助かる!
それぞれのポールの端には色が着いていて、赤色のポールは赤色の留め具、クリップ、スリーブに通せば良いので、誰でも迷わずに手早く組み立てられる。 こうした素早く簡単にテントを立てることができる工夫が、細やかに随所に凝らされているところがウェザーマスター2ルームハウスIIの素晴らしいところ。
青色のポールでスクリーンタープ側を大きく立ち上げれば、これで大まかな形は出来上がり。 もう呆気ないくらいに簡単。 後は風上側からペグを対角線上に打って、フライシートの上にオーバーフライを被せよう。
背骨に相当するポールがグッと高さをかさ上げしてくれて、中は本当に広々している。 ここにインナーテントを吊して完成となる。 もちろん昼間はこのままで使って、寝る時にインナーテントを出しても良いし、ベッドがあるならインナーテントだって無くても平気だ。
インナーテントとフライの離隔もしっかり取れていて、空気の流れがハッキリ分かるくらいに風通しも良い。
グランドシート替わりのブルーシートの上にインナーテントを吊して、EVAフォームマットダブル
車と比較すると大きさが伝わるかな? なかなかの大きさでしょ。 天井も高くて快適な空間。
インナーテントからフライシートへとつながる空気の流れは、この広い開口部のメッシュのお陰で非常にスムーズで快適。
インナーテントの上部と、フライとの離隔もたっぷり。 フライシートの上側中央には換気口があって、オーバーフライのお陰で雨でも空気の流れが確保されている。
そのフライの換気口に向けて、インナーテントの上部にも大きな開口部が設けられている。 入り口から入った空気が、上に抜けていく流れがハッキリわかるくらい換気能力が高い。
閉じるとこんな感じ。
インナーテントの天井部には、ランタン用のフックがある。 換気口のファスナーには赤い紐が付いているので引っ張りやすい。
インナーテントの床面は厚手で防水もしっかりしていて、特に四隅はしっかりした目止めもなされている。 左側に見えるファスナーは、電源付きサイトで便利な電源ケーブル用の開口部。
ちょっと散らかっているけど、朝の一コマ。 本当に快適なテントで、これなら年間を通じてキャンプを楽しめると確信できる。
よし、近いうちにまた行こう。