Spigot導入の大目的だった「複数ワールドを自由に行き来して遊ぶ」。 それを実現してくれるプラグインがMultiverseだ。 割と簡単に導入できるので、コマンドを含めてご紹介。
このMultiverseで出来ること、出来ないことは下記。
- 複数のワールドを生成して使い分けたい
- 自分が普段遊んでいるワールドはそのままに、配布ワールドも使ってみたい。
- ただし、どのワールドも同じバージョンのマルチサーバ(Spigot)で動くので、配布ワールドによっては動かないものもある。
シングルで遊んでいると、ワールドを新規作成するたびに新しいディレクトリができて、そこにワールドデータが保存されているけど、Multiverse-Coreはそうした複数の違うディレクトリに保存されたデータの間を、マルチサーバで自由に行き来できるようにしてくれるプラグインで、その構成は下記のようになっている。
- Multiverse-Core 複数ワールドの生成や管理を行う、機能の中核となるプラグイン。
- Multiverse-Portals 上記COREだけでもコマンドでワールド間を移動できるが、それをポータルで誰でも簡単に移動できるようにする、上記に追加して動作するプラグイン。
まずCOREからダウンロードしていくが、導入の前提として「マルチサーバはSpigotを使っていること」があるのでお間違いなく。 公式のマルチサーバでは動作しないよ。
下記赤枠のDownloadをクリックしてダウンロードページに行く。
更新履歴がずらずらと書いてあるけど、右上のDownloadをクリックするとファイルが落ちてくる。
ファイル名はMultiverse-Core-2.4.jar。 これをSpigotのpluginsディレクトリに入れるだけ。 入れたらSpigotを再起動。
再起動すると使えるコマンドが増えている。 よく使うのは下記あたりか。
- /mv create ワールド名
新しい追加ワールドを生成するコマンド - /mv import ワールドを保存したディレクトリ名
今まで遊んでいたデータや配布データを登録するコマンド(ディレクトリ名は重複禁止) - /mv list
登録されている全てのワールドを一覧表示する - /mv tp ワールド名
指定したワールドに転送する(Multiverse-Portalsでポータル化できる) - /mv remove ワールド名
もう遊ばないワールドの登録を削除する(一覧に出なくなるだけでデータは削除されない)
じゃぁ細かくコマンドを見ていこうか。 例えば、配布ワールドを入れたら下記のコマンドで一覧に登録できる。
/mv import ワールドのディレクトリ名 normal
ちゃんと登録されたか確認するには、下記のコマンドで表示されればOK。
$ /mv list [hh:mm:ss INFO]: ====[ Multiverse World List ]==== [hh:mm:ss INFO]: ワールドのディレクトリ名 - NORMAL [hh:mm:ss INFO]: world_the_end - THE_END [hh:mm:ss INFO]: world_nether - NETHER [hh:mm:ss INFO]: world - NORMAL
では、早速ワールドにテレポートしてみよう。
/mv tp ワールドのディレクトリ名
これだけ。
追記予定
- コマンド解説の追加
- Multiverse-Portalsの使い方
- config.ymlの解説