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添付ファイルを自動でパスワードZIPにする会社は相手がGmailだと受け取れていないかもしれない

メールのセキュリティ対策で、社外への添付ファイルを自動でパスワード付きの圧縮ファイルにしている企業が増えているが、相手がGmailだと受け取れていない可能性がある。

我が家のメールは、独自ドメイン+Google Appsという組合せだ。

Gmailのユーザインターフェイスで個人用のメールを取り扱えるので、過去メールからの検索も快適だし、スマホ等を乗り換えても心配ご無用なのが良い。

ところが最近、こちらに送られたはずのメールが届いていないケースが数件起きていた。 何度試しても届いた形跡が無いため、サポートともやり取りをしてやっと判明。


Gmail では、ウィルスに対するセキュリティ対策の一貫として、パスワード保護された Zip ファイル内に Zipファイルが内包された場合、ブロックする仕様になっております。
この仕様については、Gmail 全体で定義されているため、誠に恐れ入りますが、Gmail 側の設定変更により受信可能にする方法がございません
回避策として、メールの送信者が Google ドライブを利用されているのであれば、パスワード保護された zip を含む zip ファイルをGoogle ドライブにアップロードし、リンクをメールに挿入した場合はブロック対象になりません。
大変お手数ではございますが、直接メールにファイルを添付しない方法で回避いただきますようお願いいたします。

つまり、社外への添付ファイルを自動でパスワード付ZIPにする会社からメールを送った場合に、もともと圧縮されたファイルを添付しているとZIP+パスワードZIPとなり、Gmailのセキュリティポリシーでエラーになってしまうということになる。

うーん、これは盲点。

社内とかで圧縮したメールをやり取りしている場合に、CCで社外の人を含めてしまうと、その社外の人がGmailを使っていたらメールが来たことすらわからないままになってしまうということだ。

従業員が1,000人以上の大手だってこんだけある。

 社員数 1001 名以上の企業での導入事例 – G Suite を使った働き方

もしあなたの会社が添付ファイルを自動でパスワードZIPにする仕組みを使っている場合には、これらの宛先にはZIPファイルを添付したメールを送っても届かないということだ。

ご注意あれ。

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※2018年10月追記

さすがに強引過ぎると判断されたのか、いつの頃からかメールは受信できるが下記のメッセージが表示されるようになっていた。

暗号化された添付ファイルに関する警告 – この添付ファイルにはご注意ください。このメールには、悪意のあるコンテンツのスキャンを実行できない暗号化された添付ファイルが ○個含まれています。送信者に心当たりがなく、正当なメールであることを確認できない場合は、添付ファイルをダウンロードしないでください。

今は受信はできるが警告が表示される、という状況ですね。

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