ストリートビューは仕事でもプライベートでもよく使っている。 世界中を旅行したような気分になるし、かつて辿った世界中の街を懐かしく思い出したり。 思い出はキレイな写真で残したいけど、ストリートビューのように周囲の雰囲気を含めて全部を残すこともやってみたくなった。
と言う訳で、本格的な物は数万円してしまうので、お試しにと中華製の激安360°カメラをGearbestで買ってみた。
買ってみたら、コレが非常に面白い。
4月18日(火)に注文して、毎度のことながら激遅のオランダ郵便(Netherlands Post)で届いたのが5月5日(金)。 ま、送料無料ならこんなもんでしょ。
もはや見慣れたpostNLのパッケージ。
開封すると、思った以上にキレイでしっかりした作りの外箱。 ちょっと角が潰れているあたりは、まぁ海外通販あるあるなので気にしない。
外装の赤い線のところで斜めにスライドして開く。 おおー以外と凝ってる。
ぜんぶ引き出すと、本体の入っている箱と、付属品の箱の2つが入っている。
本体の箱を出してからじゃないと、付属品の箱は出せない。 外箱は厚手でしっかりした作りなので、内箱のチープさが目立つな。 まぁどうせ捨ててしまう物だけどね。
本体を支えているクッション材は、ウレタン素材なのかな。 付属品は何気なく突っ込まれている感じ。
これが一式すべてを箱から出したところ。 本体、USBケーブル、GoPro互換マウント、パイプマウント、ヘルメットマウント、32GBのSDカード、リセットピン、取扱説明書。
では、本体をゆっくり見ていこう。
本体は前後両面に魚眼レンズが付いている。 これで360°の全天球写真が撮影出来る訳だ。 どちらが正面か分かるように、正面側には青い三角マークがある。
動画は1920×960で秒間30コマのH.264MOV、静止画は3008×1504のJPEG、レンズはF2.0、f=1.1mm。
左奥側が電源ボタン。 1秒間押し続けるとON、3秒間押し続けるとOFFとなる。 起動してから押すたびに、動画→静止画が切り替わる。 左手前側がWiFiボタンで、これを押すたびにWiFiのONとOFFが切り替わる。 右側赤丸がシャッターボタン。 その下にリセット用の穴がある。
本体底面にはカメラ雲台ネジと、ストラップホールがある。 ストラップホールは落下防止に嬉しい配慮だね。
側面の蓋を開けると、充電用のMicroUSBコネクタと、SDカードスロット。 充電池は交換不可。 SDカードは最大で32GBって、何かショボくないか(笑
次に付属品を見ていこう。
まず、GoPro互換マウント。 本体底部のカメラネジに取り付けて使う。 アクションカムのデファクトであるGoPro用の、多くのアクセサリが使えるのは有り難いね。 というか、これが無けりゃ使い勝手は半減以下だけど。
パイプマウントは少しゴツすぎる感が・・・。 自転車やバイク、車の外装に取り付けるための物だけど、とにかくゴツいし、三味線の先っちょの糸巻きみたい。
ハンドルに付けると後ろ側はオレしか写らないので、バイクの背もたれの端っこに付けてみたけど、どんな動画が撮れるのだろう。
次はヘルメットマウント。 オレ的にコレは絶対に欲しいパーツだったので、標準装備というのは嬉しいポイント。
ストッパーをつまんでグッと押し出すと・・・。
はい、スポッと取れました-! これは取り外しがラクで良いね!
でも、この付属のテープロックは意味があるのか不明。 しっかり止められないし、無くてもしっかり止めることができるし。
マウント基部の裏側。 ヘルメットに貼る滑り止めのウレタン付き。
滑り止めのシールは信頼の3M製(笑
このヘルメットマウントを自転車用のヘルメットに付けてみた。 滑り止めのウレタンシートが効いていて、しっかりぶれずに固定できている。 テープロックは余計なので使っていない。
参考までに載せておくけど、このマウント基部には3つのスリットがあるので、テープロックを使うよりも下記のようにテープを通した方がしっかりと留められる。 別にベルクロテープを買ってきて留めるのも良いだろうね。 安いし。
本体を取り付けると前から見てもレンズ、後ろから見てもレンズ! なんか目立って恥ずかしい気もするけど、嫌がらせ車に対する抑止効果にもなるかもしれないな、なんてちょっと期待してみたり。
少し触っている内に初期充電が切れたので、次は充電してから実際の使い勝手を中心にレビューするよ!