FUJI WiFiのSIMカードが届いた。
このFUJI WiFi、SIMカードの比較サイトで見かけることは少ないので、知らない人も多いだろうが、大容量を格安で使える凄いサービスだ。
アフィリエイトとかやってないから、比較サイトも扱わないんだろうな。
FUJI WiFiを買うまでの流れは、前の記事を参照されたし。
では早速、FUJI WiFiのサービスについて確認していこう。
FUJI WiFiは大容量なのに格安
スマホに挿す格安SIMだと、動画三昧な人でなければ、たぶん3G/月くらいあれば足りてしまうのではないだろうか。 多くても6GB/月もあれば足りるだろう。
でも、PC用にテザリングとかし始めると、ばかすか容量を使ってしまうことになる。 だから、モバイルルータに使うSIMは少なくとも10GBくらいは欲しいところだ。
ところが、大容量のプランを探してみると、格安SIM各社でも10GBで月額4~5千円程度はしてしまう。 ところが、FUJI WiFiは大容量専門で激安だ。 一体どれくらい安いのか? それはサイトを見てびっくりすることになる。
SIMだけのプランだと、いちばん少なくて20GB、最大で200GBって何だそりゃ。 それも、20GBで月額2,480円という破格の値段。 他の格安SIMなら10GBで月額4~5千円なので、4分の1くらいの価格ということになる。 年払いにしたら月額1,980円って凄すぎる!
通信量 | 月額 | 年払い時 月額 |
20GB/月 | 2,400円 | 1,980円 |
50GB/月 | 3,100円 | 2,480円 |
100GB/月 | 3,800円 | 2,980円 |
200GB/月 | 4,800円 | 3,980円 |
不思議なことに、ルータ込のプランの方が、SIMプランよりも安いという謎仕様になっている。
じゃぁ、ルータプランにしてSIM抜いて使えば良いじゃん!って思ったら大間違いで、規約で禁止されているのと、実機は確認していないがルータのSIMには封印シールが貼られているとのことで、SIMを抜いたら返却時にトラブルになる可能性が高いということだ。
そんな面倒なリスクは背負いたくないので、素直にSIMプランを選択しよう。
なお、契約時には安心サポートというオプションに強制加入させられるけど、SIMプランでは価値が感じられないので即解約することをオススメしておく。
開封の儀
注文から数日、ゆうパケットでFUJI WiFiが届いた。
開封すると取扱説明書と、100円ショップで売っているような金属製の名刺入れが入ってる。 この名刺入れがSIMカードケース。 解約時に返却するらしいので、邪魔だけどどっかに取っておこう。
この名刺入れの中に、SIMカードとSIMサイズ変更アダプタ、SIMトレイ用のピンが入っている。
FUJI WiFiのSIMカードはnanoSIMだけど、GlocalMe U2のSIMスロットは標準SIMとMicroSIMの2種類なので、FUJI WiFiのSIMを挿すにはSIMサイズ変換アダプタが必要だ。
なお、ソフトバンク系のMVNOなので、プラチナバンドとかはドコモとは異なるので要注意。
変換アダプタの罠
この変換アダプタだが、とんでもない罠になる可能性があって、マジでヤバい。 オレはその罠にはまってしまい、しばし思い悩むくらいに困ってしまった。
この変換アダプタは、nanoSIMじゃないサイズにするときに使う、サイズを少し大きくするための枠だ。
ところが、この枠にはSIMがしっかり固定されないので、SIMを挿そうと逆さまにすると、中のSIMが落ちてしまう。
SIMを本体に挿そうとしている途中で落ちてしまうと、アダプタだけが入ってSIMが抜けた状態になってしまうんだな、コレが。 そうなると、nanoSIMが抜けたアダプタは、中の端子に引っかかって抜けなくなる。 焦って引っ張ると端子が破損して使い物にならなくなる、そんな泣くに泣けない事態になってしまうという強烈な罠だ。
もし、そうなったらどうするか。
中身のnanoSIMを、変換アダプタの下側から押し込んで挿すしかない。
オレがやった方法は、カッターナイフで少し変換アダプタを浮かせて、その隙間からnanoSIMを差し込む方法だ。 焦らず慎重にやれば、ちゃんとアダプタの枠内にnanoSIMが入ってくれる。
とりあえず、ちゃんとセットできたらこうなるが、もし自分のSIMが枠から簡単に抜け落ちるようであれば、ノリでも両面テープでも使って、枠に固定しないと大変なことになるよ。
さぁ、無事に挿せたら、後は設定だ。 それはまた別記事にて。