ヒッチメンバに取り付ける荷台のことを、ヒッチカーゴキャリアと呼ぶ。
荷物を屋根の上に積むのはルーフラックが必要だけど、上まで持ち上げるのが面倒だったり、風切り音が結構うるさかったりして、ルーフラックには二の足を踏んでいた。
そんな時に見かけたのがヒッチカーゴキャリアだ。
これを付けたいがために、ヒッチメンバを取り付けたんだよ。
では、さっそくヒッチカーゴキャリアをお披露目しよう。
今までの流れ
ヒッチメンバを買おうとしたら、それなりにお高かったので、アメリカから個人輸入した記事がコレ。
重い腰をやっと上げて、CX-5にヒッチメンバを取り付けた記事がコレ。
実は近所の車屋さんの人にやってもらうはずだったんだけど、予定を中々決めないルーズな人だったんで、信頼できないから自分でやることにしたという裏話もあったりしてね。
ヒッチカーゴキャリアはどんなものを買えば良いのか
当初からの目的だったヒッチカーゴキャリア。
ヒッチメンバと違って汎用品のため、お手頃価格の製品が多いのでありがたい。
カゴ部分が浅いもの、深いもの、単なるメッシュの台だけのもの、重いけど頑丈なスチール、軽いアルミ等など、形も素材も色々な種類がある。
例えば、浅いカゴはこういうのだ。
買うならネットとセットがオススメだ。 カーゴキャリアに合うサイズの上部なネットって、ホームセンターとか探しても中々無いからね。
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実際に買ってみたカーゴキャリアは
で、オレが買ったのは、スチール製の深いカゴのタイプ。
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取付は簡単で、ヒッチメンバに差し込むだけ。
オレのヒッチメンバは2インチなので、そこだけ間違えなければ後は規格モノなので心配いらない。
CX-5に取り付けてみると
実際に取り付けてみるとこうなる。
横から見るとこんな感じ。
棒1本で支えているだけだと思うと貧弱そうだけど、実際には耐荷重240キロ。
もちろん、そこまで載せることもないし、道交法とか眺めるとせいぜい50キロが上限だと思って良いだろう。
ちょっと引いたアングルだとこうだ。
この写真をSNSとかに載せると、すぐにドヤ顔の注意厨が沸いてきて、「道交法違反!」とか、「積載物は1割まで!」とか、古くて曖昧な知識をひけらかすんだが、それ違うから。
こっちは警察に行って確認してんだから、ちゃんと調べてから言えよ、となる。
とは言え、昔はグレー、今は適法ではあるんだが、法律はどんどん改正されるもの。
最新状況では何がどうなるかわからないから、そこは注意が必要だ。
人の振り見て我が振り直せ、だな。
反射テープで視認性を上げる
買ったときの黒いままだと後方にしか反射板がないので、すり抜けしてくる自転車とかバイクが夜間に接触するかもしれないと思い、反射テープで横からの視認性を上げてみたのがコレ。
このカーゴキャリアは折り畳みができるので、折りたたんでみるとこうなる。
折りたたむと、なんとなく右に傾いてしまって、見栄えが良くない。
普通に開いているときは問題ないんだけどな。
鉄板が肉厚なので、容易には歪みを修整できないから、今度ゆっくり対策を考えたい。
真横はこう。
割と薄くて車庫入れとかでも問題ないレベルだけど、これを付けているとバックセンサに反応してバックできないから、エンジンをかけるたびに設定変更するのがちょいと面倒か。
斜め後方視点。
ここまでやっていれば、すり抜けの自転車やバイクが突っ込むこともなかろうて。
カーゴキャリアにキャンプ道具を積んでみた
では、これにキャンプ道具を積んでみよう。
家族4人でテント泊の荷物の想定で、車中にクーラーボックスとテント、着替え類を積んである。
ヒッチカーゴキャリアには自立型タープ、コット、テーブル、椅子、炊事道具、火器類、灯火類、焚き火台、囲炉裏テーブルを積載して、この状態だ。
シートを倒すことなく、荷室とカーゴキャリアで全ての装備が格納できた。
結論:買って良かった!本当に便利だ!
しばらく使ってみた結論としては、
キャンプ好きには最高!
だね。 間違いなく便利だ。
荷物の積み下ろしも、カーゴキャリアが低い位置なので非常に使い勝手が良い。
荷物を降ろしたときは、水タンクを置いたり、ちょっとした物置にしたり、濡れたものを干したりと、ちょっとした荷台として使えて本当に便利。
我が家はキャンプ道具のために倉庫を借りているので、倉庫に横付けして荷物の積み下ろしもあっという間に終わる。
車内を汚すこともなく、匂いがつくこともなく、泥や砂で汚れたキャンプ道具も、川遊びで濡れたものも、ゴミも、全部カーゴキャリアにお任せだ。
全ての車に取り付けられるわけじゃないが、取付ができて収納場所があるなら、カーゴキャリアは断然オススメ!
ご検討あれ!