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Googleから「ストレージ プールの上限に近づいています」メールが来た

Googleの独自ドメイン対応のサービスを初期から使っていて、今は家族用の独自ドメインを運用しているGoogle Workspace。

ファミリーグループが組めないこと以外は大満足のサービスだ。

ところが最近になって、「ストレージ プールの上限に近づいています」というメールが頻繁に届くようになった。

よく見ると使用率94%とな。

これはヤバい。

と言うことで、対策を検討したメモを残す。

 

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上限って何か、その対応は

届いたメールの内容は、かなりビビらされる。

お客様

現在、ストレージ プール全体のうち 94% をご利用いただいています。

ストレージ プールの容量上限を超過した場合は、改めてお知らせいたします。上限を超えた場合、サブスクリプションは 14 日間の猶予期間に入ります。

猶予期間を過ぎると、アカウントは「読み取り専用」モードに切り替わります。「読み取り専用」モードでは、新しいファイルのアップロードや、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォームの作成ができないなど、サービスの使用に制限が発生します。「読み取り専用」モードで制限を受ける機能について詳しくは、こちらのページをご確認ください。

機能の制限を受けずにサービスの利用を継続するには、空き容量を増やすか、保存容量を追加してください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

Google Workspace チーム

制限とか読み取り専用とか、マジ家族で使っているメインのアカウントなんだから、おかしなことになってもらっては困るのだよ。

ヤバそうなことはわかる。

じゃぁ対応を考えよう。

 

今の契約プランはBusiness Starter

まず、今のエディションと金額を確認しよう。

サービス Google Workspace Business Starter
1名料金 680円/月
アカウント数 5人
月額 3,400円/月
年額 40,800円/年

警告に対する対応としては、いらないファイルを消すだとかして保存容量を増やす必要がある。

でも、増加分は写真や動画が大半なんだよな。

思い出は消したくないしな。

 

ファイルの削除ではなく保存容量を増やすには

ヘルプによると下記の3つの方法がある。

  1. エディションをアップグレードする(推奨)
  2. 追加の保存容量を購入する
  3. ユーザーを追加する

では、それぞれの料金の違いを見てみよう。

 

Googleのヘルプにある3つの方法を比較する

エディションをアップグレードする(推奨)

上位のプランはBusiness Standardになる。

現在のプラント比較すると、なかなかの金額だ。

サービス Business Standard Google Workspace Business Starter
1名料金 1,600円 680円
アカウント数 4名 5名
月額 6,400円 3,400円
年額 76,800円 40,800円

ほぼ倍だね。

680円は無料からの移行組向け割引価格なので、そのうち正規料金になるのかもしれないけど、まぁそれでも高いなぁ。

ちなみに、使える機能は大きく変わる。

Geminiとか色々使えるのは良いけれど、ウチは家族用だからね。

そこまでは必要としていないんだ。

 

追加の保存容量を購入する

追加の保存容量はどうだろう。

これ1TBを追加するなら、Business Standardの方が1名あたり2TBになるんだし、大幅に安くなるじゃんw

と言うことで、100GBだとこの金額。

サービス +100 GB Additional Storage Google Workspace Business Starter
1名料金 680円 680円
アカウント数 5名 5名
アドオン 1,695円
月額 5,095円 3,400円
年額 61,140円 40,800円

まぁぶっちゃけ、月額1,695円の追加料金で、100GBというのはかなり微妙だよねー。

 

ユーザーを追加する

ユーザを追加すると、1名あたり30GB増える。

サービス 1名追加 Google Workspace Business Starter
1名料金 680円 680円
アカウント数 6名 5名
月額 4,080円 3,400円
年額 48,960円 40,800円

これが一番安い。

ギガ単価で言うとかなり割高だけどね。

ユーザ追加(30GB増) 22.67円/GB
ストレージバンドル100GB追加 16.95円/GB

まぁ当面は30GB増加で対応できそうだから、ユーザ追加がお得そうだな。

 

結論:いったんはユーザ追加でしのぐ

と言うことで、いったんはユーザを1名追加することで、組織全体のストレージを30GB増やすことにした。

使用率は94%から78%に改善。

これで当面はしのげるだろう。

ストレージ不足で困ってる人は、まずはユーザ追加って選択肢もアリだと思うぞ。

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