炊飯器鶏って言い方なんだと、今日初めて知ったワタクシ。
コンフィを作るのと同様に低温でじっくり火を通す調理なんだけど、コンフィの場合は前もって塩&ハーブ漬けにしたりする手間があるのに比べ、塩水で煮るだけなのですぐに作ることができるし、煮汁はスープとして利用できるので、余すことなく肉の旨味を使い切ることができるのが嬉しいところ。
炊飯器の保温モードをを使うと簡単にできるので炊飯器鶏という名前がついているらしいんだけど、我が家ではコンフィと同じく保温プレートに鍋をのっけて放置プレイ。 鍋だろがフライパンだろうが容器を選ばないし、ご飯とは別に調理ができるので便利です。
水に塩を入れて、あれば生姜やネギを入れて煮立てます。 塩気は「スープとしてはしょっぱいかな?」という程度にしておくと、鶏肉に良い感じに塩味がつく。 我が家ではこの煮汁は後で薄めてスープに使うんだけど、ネットで見るとこの煮汁でご飯を炊くと旨いらしい。 まぁ、我が家の子供達は白いご飯を愛してやまないので、お茶漬けのようにスープをご飯にかけて食べるスタイルなんだけど。
この汁に肉を入れて、途中でアクを取りながら、1時間程のんびり火を入れて出来上がり。
とても柔らかくてジューシーな美味しい鶏、出現。 固めの胸肉なんかでも充分に柔らかく仕上がるけど、今日はモモ肉があったのでそれを使ってます。 個人的には皮を取り除いた方が好きなんだけど、家族はみんな鶏皮好きなんだよなー。 なので鶏皮付き。
煮汁はキッチンペーパーで漉します。 ダシがしっかりと出た美味しいスープなので、濃いめの味のままスープストックとして冷凍保存するのもOKですね。
で、さっきの鶏肉はそのまま食べてもジューシーで美味しいんだが、今日はスープかけご飯にします。 煮汁に水を加えて味を薄めたら、刻みネギとゴマ油を加えて味を整えて、鶏肉を載せたご飯の上からスープをだだーっとかける。
いやぁ、旨いね。 さらに、余ったスープは卵を溶き入れて卵スープにしちゃって、鶏三昧な美味しい昼食になった。
ネットであれこれ調べてるうちに、ジップロックを使って湯煎のようにすることでコンフィも手軽にできることを知った。 ジップロック自体は湯煎に使うなってなってるらしいんだけど、それはそれで簡単そうで良いな。 環境ホルモンとか溶け出さないかしら・・・なんて心配をしてみたりもするのだけれど。