西伊豆の宇久須キャンプ場へ行ってみた。
ママが参加できず、鉄砲玉のように遊びに出てしまう子供達とパパだけの、準備も片付けも大変だった父子家庭キャンプ(笑
結論から言うと、狭くて高いが抜群の好立地ってところ。 でも、今のテントは大きすぎて張れないや。
西伊豆で唯一らしい公営&浜辺のキャンプ場だそうだ。
場所はココ。
東名沼津~伊豆縦貫道(無料)~伊豆中央道(¥200)~修善寺道路(¥200)を乗り継いで、東京から3時間くらいだろうか。 繁忙期はもっとかかるだろうけど、昔に比べればだいぶアクセスは良くなった。
買い物は夏場は9時から営業しているフードストアあおき。
この先にもホームセンターのコメリや、ドラッグストア、コンビニもあるので、取りあえず食料を買い込んで現地へ。
早く着いたとしてもチェックインは12時なので、キャンプ場の駐車場の奥にある海の家の駐車場を800円払って使うのが正統派なんだろうが、海の家の裏手に入る路地に路駐して、道路にタープまで設営している地元ナンバーの車が沢山いたのは誰もが知ってる内緒の話。
駐車場の隣がキャンプサイト、その隣が浜辺という、本当に浜辺のキャンプ場に心が沸き立つ。
惜しむらくは、右を向いても、左を向いても、所狭しとテントとタープがびっちりと並ぶこと。
砂浜を囲むように2列のキャンプサイトが5m×5mでひしめき合い、隣の声も筒抜けの、まさにザ・日本ウサギ小屋キャンプ場がココに!
ちなみに、このすぐ横にはロフトハウスMEW(平喜屋)というバンガローみたいな宿屋があって、前庭でBBQもできるし、エアコン付き17,850円で宿泊できるらしい。 海への立地がほぼ同条件ってことを考えると、テントで寝苦しい夜を過ごすよりかはココを借りた方が海を純粋に楽しめるんじゃないか・・・。
天気は初日が半分くらい雨、翌日は薄曇りだったけど、ずーっと海パンなので無問題! むしろ、日焼けせずに済んだので助かった。
海は台風通過直後の砂浜の海岸ってこともあり、透明度は低め、水温もかなり低めだったけど、子供達はそんなの気にしない。
海はしっかりと深さもあって、子供シュノーケリングなら十分に楽しめるレベル。 ちょっと離れたところに防波堤もあって、そこまで泳いだりして楽しむ。
砂浜も広いのに海水浴客は少なめだ。
駐車場が少なく、キャンプの宿泊客か、海の家の30台程度か、近くのホテルくらいしかこの浜にはアクセスできないからか?
結構プライベートビーチ感覚で楽しいな。
そうこうしているうちにチェックイン。 割り当てられたのは奥のテントの手前の区画。
隣のテントがラインぎりぎりに設営されているので、我が家のテントを立てると30センチくらいしか離れていない距離感。 超密着。 地面も固くて、鍛造ペグじゃないと簡単には打ち込めない。
おまけに、我が家のテントとタープも密着させないと区画に収まらない有様。 タープ右側に見えるロープが隣との境だから、5m×5mって本当に狭すぎる。 まぁ雨模様だったのでタープとテントを密着させるのは悪くない張り方だったけど、これが晴れていたら別の話だろうな。
どの区画も通路に面しているから、BBQとかやってる真横を人が普通に行き来する。 なんか陳列されているような感じがしてくるけれど、ココはそういうキャンプ場なのだと割り切って楽しもう。
朝ご飯はフードストアあおきで買った焼きそばを食べて海へ直行して、子供達が遊んでいる間にパパがテントからタープ、焚き火台まで全部設営して汗だくになった頃に昼ご飯。
もちろん、荷物運びとかは子供達も手伝ってくれたけど、駐車場からは階段が8段くらいあって、台車で一気に運ぶこともできないから大変だ。
BBQっぽい雰囲気に、子供達もノリノリ。 自作の焚き火台と、手回し式送風機が大活躍しているのでパパもご機嫌さ!
たっぷり泳いだ後は、3分200円で湯量たっぷりのコインシャワーでキレイになろう。
シャワーを浴びてスッキリしたら、バーベキューの夕食。 上の子は遊び疲れたのか早々に就寝し、パパは下の子と焚き火。
煙やはぜた火の粉でさえも気になる距離感なので、隣との境目側にサイドパネルを取り付けて細々と焚き火を楽しむ。
消灯時間22時なので、焚き火もそこで終了。
それにしても、こんなにたっぷりと、それも二人っきりで子供と話をしたのは、初めてじゃないだろうか。 下の子も「パパともっと話をしたい」と言ってくれて、蒸し暑さで寝苦しかったこともあって2人で海岸を散歩したり、車で涼んだりと、本当に楽しい時間をたっぷりと満喫できた。
いつまでも話がうるさい区画に注意をしたら、そろそろ我が家も就寝。 下の子が寝付くまで団扇で扇いであげていたら、腕が筋肉痛になっちゃったよ。
翌朝、カサコソ音がするのでよく見たら、そこに蟹がいた!!
朝ご飯のカップヌードルカレー味に入れてシーフードカレーにしてやろうと思って追いかけたけど、足が速くてあっという間に逃げられてしまったので普通にカレーヌードル。
SOTOのマイクロレギュレータストーブ
下の子は4時半に目覚めて、散歩とかしてから二度寝して、結局目覚めたのは蟹を見つけた8時だったそうだ。
食べたらまた海、ひたすら海の子供達は、チェックアウトの11時を前に疲れ果てて帰ってきた。
後は片付けをして帰るだけ。 お盆で下り線が渋滞している中、上り側はかなり快適。
途中、覆面パトに追尾されるも安全運転でやり過ごし、他の車が目の前で捕まってヒヤリとしながら、割とスイスイ走れて2時間半で帰宅。
海もしっかり楽しめて、トイレも割とキレイ、有料温水シャワー完備、車で10分くらいにコンビニもあるという好立地の宇久須キャンプ場。
とても楽しかったけど、かなり寝苦しかったので、次回はロフトハウスMEW(平喜屋)も使ってみたいな。