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囲炉裏テーブルの自作

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キャンプやBBQに欠かせないのが焚き火台

我が家はLOGOSピラミッドグリルXLを愛用していて、焚き火台としてもBBQグリルとしても大活躍している。

最新モデルはコレだ。

軽くて、薄く折り畳めて、でも大人数でのBBQに耐えうる大きさがあって、価格も手ごろで、と手放しで褒めようと思っていたら、1万円くらいするのか。

俺が買った時は5千円くらいだったのでコスパ最強で良いとこだらけのグリルだと思ったけど、1万円だと少し戸惑うね。

でも、我が家の定番として揺るぎない地位を誇るアイテムなので、少し高いけどオススメしたい道具だ。

似たような安物もあるので、まずはコレでも良いかもしれないね。 見た目はそっくり。

 

で、こうした焚き火台とセットで使えるようにと、キャンプ道具各社が数年前から囲炉裏テーブルというアイテムを投入している。

高いものだと3万近いものから、安いものでも1万円以上して、今までは値段と品質のバランスに納得がいかなかったので食指が伸びずにいたんだけど、直火禁止のキャンプ場が増える → 焚き火台が必要 → 囲炉裏テーブルが便利、という流れで裾野が広がって、価格もだいぶこなれてきた。

オレのキャンプ仲間でも持っている人が増えてきて、その便利さに物欲が刺激されまくったので、さっそくネットでアレコレ探してみることに。

まず、基本コンセプトを決めよう。

ここでしっかりイメージを固めておかないと、買ったは良いが無用の長物になりかねないってのは、幾多の失敗から導き出された鉄則だ。

求めるイメージは、ローチェアにゆったり座って、焚き火を数人で囲みながら、美味しい料理とお酒を楽しむという場面。

と言うことで、テーマはこうだ。

 

ゆったりとした大人の夜を楽しむための道具

 

そうなると、火から少し離れて座りたいし、つまみを何皿か並べてグラスもおける、ゆったりした広さがテーブルには欲しい。 そうした製品を探しても、なかなかコレは!という物が見つからないし、あっても高い。

 

じゃぁ・・・自作するしかあるまい!!

 

製品よりは安く仕上げることを努力目標に、広々としていて、それでいてしっかりと重みにも耐えることができるような作りにしよう。

ちなみに、オレの工作スタイルはこうだ。

  • 頭の中に大雑把なイメージを作る
  • ホームセンターに行って色々な売り場をじっくり見て回る
  • メジャーとノギスを片手に頭の中で試行錯誤する
  • 回る→試行錯誤→回る、を繰り返す
  • ほぼ固まったら材料を買って試作
  • 不具合があれば「回る→・・・」を繰り返す

とまあ、こんな具合に行き当たりばったりで作るんだが、まったく違う売り場の部品がベストマッチしたり、関係ない売り場を見ていて閃いたり、最初に図面を引いていたのでは出ないアイデアが浮かんでくるので、ホームセンターは本当に楽しいんだ。

女性のウインドウショッピングと似たようなものかな。

と言うことで、工作するならお馴染みスーパービバホーム長津田店

一番大事であろう板材はたくさんの種類があって、こんな売り場が何列もあった。 軽さ、塗装のしやすさ、加工のしやすさ、評価軸は色々あって、う~ん迷う。

結局、持ち運びする前提で軽さ、そして初回制作ってこともあり価格も重視して選んだのは、ファルカタ集成材

板材の大きさが決まったら、組み立て式にする方法を考える。 浮かんだアイデアを実現できる材料があるか探し、そのうち別のアイデアが浮かんでは消えていく。 どうせアウトドアで使う物だから、汚れ、傷、壊れは発生するものと覚悟して、まずは作ってフィードバックを2作目に生かすのだ。

まず、基本的な構造は、脚付きの支持材の上に天板を乗せるようにする。 脚はコタツ等で使われているような角形の太目のものか、ちゃぶ台等で使われているような棒材を曲げたものにするか迷ったけど、値段の安い棒材タイプに決定。

支持材+天板を2セット作り、その上に天板だけのパーツを乗せるように作るんだが、さて、それらをどうやって外れないようにくっつけようか?

閂(かんぬき)やら、スチール板を曲げて差し込み式にするかとか、アレコレ悩んだけど、とりあえず最初は幅広のマジックテープを使って作ってみた。 マジックテープの厚みもちゃんと考慮して、支持材と天板の間に2mmの板を挟んで面を合わせたり工夫をして。

組み立ててみると、おお! バッチリ良い感じじゃないの。

焚き火台ともぴったりの大きさ! オレすげぇ!! グレート!!

だけど、強度とかを確かめているうちに難点が。 少し力をかけると、天板と支持材をつなぐマジックテープが剥がれてしまう。 これじゃ手前に手を置いたら、ちゃぶ台返しみたいに天板がひっくり返ってしまうかもしれない。

こりゃいかん。 スーパービバホームに出動だ。

ついでに、天板の塗装も液体や油をこぼした時にちょっと不安が残る仕上がりなので、ウレタン塗装あたりに変えたい。

売り場を見て歩いて、天板を固定する仕組み、金額、重さ等を散々悩んだ結果、塩ビパイプを補強材に使うことで解決。 軽くて、安くて、必要かつ充分な強度。

これが補強後の裏面。 簡単な仕組みだけど、もうこれで何の心配も無くテーブルとして使えるな。

よし、作ったら、使う。 食ったら、出す。

と言うことで、早速キャンプで使ってみたけど、見ての通り広くて色々置ける素晴らしい使い勝手で、今までのテーブルが不要なくらいに便利!!

低めの椅子と組合せると腰が据わってしまって、もう動きたくなくなるのが唯一の欠点か(笑

焚き火で燃えたりしないか不安だったけど、裏面の塩ビパイプが歪んだり、ちょっとテーブルの際が炭化したくらいで、3年酷使しても今のところまだ大丈夫だ。

片付けも、かなり薄くコンパクトにできる。

ベルクロテープで留めてしまえば、持ち運びも楽ちんの軽さと大きさ。 そして、車で運ぶときには室内に取り付けたポールに載せられる厚み。

これなら運ぶのも場所を取らないし、出し入れもスムーズ。

今まで使っていたテーブルは、ほとんど出番が無くなってしまった。 だけど、少しずつ厳選されたアイテムだけのシンプルな形にまとまってきた。

自立式タープ焚き火台、そしてこの囲炉裏テーブルの組合せが、我が家のBBQスタイルとしての今の完成形。

キャンプならこれにテント等の寝装一式。

シンプルに、快適に。 我が家スタイルを突き進みます。

 

コメント

  1. 高木 より:

    素晴らしい、参考にさせていただきます。

  2. なかやん より:

    問題ございません。
    後ほどURLをお知らせ頂けますと幸いです。
    よろしくお願いいたします。

  3. キャンプハック編集部 より:

    突然のご連絡失礼します。アウトドアメディア「CAMP HACK」編集部です。「自作囲炉裏テーブル」特集記事にこちらの記事の5点お写真を是非使用させていただければと思います。ご都合悪い場合は削除いたしますのでご連絡いただければ幸いです。media@spacekey.co.jp

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