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二次燃焼タイプのLIXADA製ネイチャーストーブを買ってみた

タイトルに知らない言葉が3つもある、そういう人が多いと思う。

二次燃焼、LIXADA、ネイチャーストーブの3語。 この3語を除くと「タイプの」「製」「を買ってみた」となって、何が何だか全く分からない文章になる。 いや、文章ですらない。

 

とりあえず、この3語の説明をしよう。

 

これでタイトルの意味が伝わっただろうか。

効率良く燃える中国製の小型の焚き火台を買った、ということとほぼ同じ意味ってことだね。

オレはキャンプで使うのはもちろんのこと、防災用としても常備しておきたくて買った次第。 執筆時点で2,558円

この手の製品はアメリカで作られ始めたのが最初らしいんだけど、構造がシンプルなので中国メーカのパクリ品が多く出回っているようだ。

ただし、完全なパクリでもなく、それなりに工夫して使い勝手や性能を上げてきているようで、これはもう中華パクリ品と言うよりかは進化した別物。

 

日本も歩んできたパクりの道。

進化版だと思っても良いんじゃないかな。

 

ちなみに、比較としてよく出るのがSolo Stoveで、3種類ある大きさのうち、Titan(中)の直径に、Campfire(大)の高さが、このLIXADA製のストーブの大きさ。

ちなみに、値段は5倍以上も違う。

このLIXADA製ストーブ、中華と侮るなかれ実際かなり良い出来映えなので、細かく見ていこう。

 

パッケージの中身は7つ。

上下に2分割された本体、内筒、風防、五徳、固形&アルコール燃料用の皿、そして収納用のメッシュポーチだ。

組み立てるとこうなる。 普段は固形&アルコール燃料用の皿は使わない。

自然にあるものだけで煮炊きができるのがメリットなのに、わざわざ別にアルコール燃料を使うくらいなら愛用のSOTOを持ち歩くわ。

大きさは500mlのペットボトルより、ちょっと大きいくらい。

どっしりして安定感がある。

この上側パーツは二重構造になっていて、炉内上部に空気穴がある。

下から見ると二重構造なのが良く分かるね。

上下のパーツ共に端面はカール加工されていて、誰が触っても安心安全。

炉内(一次燃焼)で熱せられた二重構造の中の空気が、上部穴から吹き出して未燃焼ガスを燃やす(二次燃焼)、という仕組みで燃えていくので、安定すると煙も少なく、燃料をトコトン燃やし尽くしてくれる効率的なストーブだ。

大型の物だと、燃やし尽くさずにお手製の炭を作ることもできる。

この手のストーブの注意点は、燃料を上から燃やしていくこと、これに尽きる。

普通の焚き火と同じように下から燃やすと、火力も燃焼時間も中途半端で煤だらけになってしまう。

 

構造は見ての通りで、本体を上下に2分割して、上側パーツから内筒を下に伸ばしている。

上部の空気穴の位置が適当なのは、中華製品あるあるだね(笑

この通り、上側パーツから内筒をぶら下げる構造になっているので、炉内が収納時の高さの倍近い深さになる。

内筒の位置は、下側パーツの吸気口とほぼツライチの深さ。

この分割構造により、一体型のストーブに比べて以下のメリットが生まれる。

これは大きなメリットだし、この製品の煮炊きに対する本気度が覗える。 そう、これはちょろっと湯を沸かす道具じゃ無くて、真剣に煮炊きができる道具なんだと。

オレは使うつもりは無いけれど、アルコール燃料や固形燃料を使う場合は、まず本体の上側に内筒を逆さに入れる。

そして、その上に固形&アルコール燃料用の皿を置いて使うということらしい。 アルコールストーブを使う人は皿を置かずに使うか、小型のアルコールストーブなら五徳だけを使って風防&五徳として使うのもアリ。

ちなみにこの五徳、ずれて開口部から落ちないように、ちゃんと回り留めのポッチが加工されている安全設計。 最近の中華品質は着実に上がってきているな。 以前だったらこんなことしなかったはず。

燃料は上部の空気穴よりも下にする必要があるので、炉内の実質的な深さは割り箸を半分にしたくらい。 けっこう太め&大きめの小枝を拾ってきても、入れやすい深さなのが嬉しいところ。

五徳の高さはこんな感じ。 割り箸をそのまま突っ込んで、五徳よりもちょい上になるくらい。

注意点としては、内筒の下には何も無いので、直火禁止の場所だと灰受けが必要になるってことかな。 灰受けを百均にでも探しに行ってくるか・・・。

 

火入れ式は後日。

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