この記事は、デュアルSIM端末ユーザで、通話と番号維持のために楽天モバイルを契約していた、そんな人に向けたものだ。
G-Suiteもそうだが、刈り取りの時期なんだなぁ。。。としみじみ思う。
楽天モバイルショックとでも言おうか。
ぶっちゃけ0円で維持してくれたことに感謝しかないが。
楽天モバイルショックがきた
いままで0円で回線が維持できていた楽天モバイル。
使わなければ0円。
1年前から、メインがBiglobe、サブが楽天の運用になっていた。
この運用が、1年で終焉を迎えることになった。
それが楽天モバイルショック。
0円で運用できていた回線が、7月から税込み1,078円に値上げされることになった。
これは有無を言わさない変更だ。
三木谷オーナーの「0円でずっと使われても困る」という発言。
まぁ、その通りだろう。
だが怒ってはいけない。
良い意味で、楽天という会社は、そういう会社なのだから。
今の価格破壊は、楽天モバイルが先陣を切って、血まみれになって切り拓いてくれた。
感謝しかない。
今までありがとう。
うちの奥さんは使い続けるよ。
でも、オレは旅人。
エリアの狭さは致命的なので、データ回線はドコモ回線を使いたい。
電話番号の維持と、通話料無料のために契約していた楽天モバイル。
今回は少し距離をあけることにした。
もう一度、言わしてくれ。
本当に今までありがとう。
必要な要件の整理
この記事は、以下のような人に向けたものだ。
- デュアルSIM端末を使ってる
- ほぼ5分以内の通話を30分/月ほどかけている
- YouTubeとかPrimeビデオで動画を見まくっている
- 僻地でも安定のドコモ回線が1つは欲しい
- もちろん安くしたい
と言うことで、整理するとこうなる。
- データ: Biglobe 3GB+エンタメフリーオプション(1,483円/月)
- 通話: 通話料が安くて、au、ドコモ、ソフトバンク回線を使う格安SIM
この、通話用SIMをどうするか、だ。
選択肢は4つ
基本料はもちろん、通話料も安い、そんなSIMはあるだろうか。
いろいろ探してみて、とりあえず以下の4つに絞ってみた。
- 楽天モバイルを継続
- povo2.0
- HISモバイル
- BiglobeモバイルにMNPして、データと通話を一本化
さて、通話という面で比較してみよう。
月に30分くらいは通話すると仮定してみる。
追加の 基本料 | 通話料 | 通話アプリ | 30分通話 と基本料 | かけ放題 | かけ放題 選択時 | 回線 | |
楽天モバイル | 1,078円 | 22円/30秒 | 0円/30秒 | 1,078円 | 1,100円/15分 | 1,208円 | 楽天 ※アプリならドコモ |
povo2.0 | 0円/月 | 22円/30秒 | 不要 | 1,320円 | 550円/5分 | 550円 | au |
HISモバイル | 290円/月 | 9円/30秒 | 不要 | 830円 | 500円/5分 | 790円 | ドコモ |
Biglobe一本化 | 不要 | 22円/30秒 | 9.9円/30秒 | 594円 | 600円/3分 | 800円 | ドコモ |
注意点がある。
楽天LINKというアプリ経由での通話はデータ回線を使うので、Biglobeのドコモ回線を利用することになる。
また、povo2.0の基本料金は0円にしたが、FAQではこう書いてある。
最後の有料トッピングの有効期限の翌日(有料トッピングのご購入がない場合、povo2.0プランのSIMを有効化した日)から180日の間有料トッピングのご購入がない場合、順次利用停止させていただきます
~中略~
ただし、有料トッピングのご購入がない状態でも、上記180日の期間内の従量通話料とSMS送信料の合計額が660円(税込)を超えている場合は、利用停止になりません。
今回は通話が30分ある前提だったが、そうじゃなきゃ半年で利用できなくなると?
マジ?
うまい話は無いもんだな。
Biglobeは3分かけ放題なので、3分以上の通話が少しあるものとして算出。
乗り換え先にpovo2.0しか選べない3つの理由
比較表でも圧勝だったが、3つの理由でpovo2.0を選ぶことにした。
何度も言うが、デュアルSIM端末だから、こうなる。
デュアルSIM端末ユーザで、通話と番号維持のために楽天モバイルを契約していた。
そうじゃない人には参考にならない。
すまんな。
その1.通信料金は圧倒的にpovo2.0+かけ放題の勝ち
もう比較にならない。
比較表の通りで、550円で5分かけ放題の運用ができる。
それも標準の通話アプリで、だ。
ここは、自分の通話がどの程度なのか、それを把握して決めよう。
オレは5分以内がほぼ全部だった。
飲み屋の予約とか、そんなんばっかりだけどね😆
その2.au回線の安定感
これは言わずもがな。
ちょっと建物の奥に入ると、もう楽天モバイルは通じない。
でもBiglobeのドコモ回線があるから、楽天LINKでの通話は不自由しなかった。
年間で40泊くらいキャンプに行くので、エリアは大事。
頑張ってる、それはわかる。
でも、地方に行ったら楽天はau回線。
なら最初から、auのサブブランドで良いじゃないか。
その3.24時間データ使い放題トッピングの安心感
データSIMはBiglobeの3GB。
ほとんどがドライブ中のYouTubeだったり、音楽なので、ギガは消費しない。
ただ。
しかし、だ。
時々、出先でもテレビ会議とかやりたいときがある。
ノマドワーカー。
そんな時、テザリングでPCつないだら3GBなんて瞬殺だ。
そんな時に、24時間使い放題トッピング330円がある安心感よ。
保険みたいなもんだな。
当面の回線構成はコレ!
と言うことで、ここ2年ちょっとお世話になった楽天モバイル。
卒業します。
これからは、こんな感じでやってきます。
- データ: Biglobe 3GB+エンタメフリーオプション(1,483円/月)
- 通話: povo2.0+5分かけ放題(550円/月)
合計で、2,033円/月。
運転中はずーっと、YouTubeやYouTubeミュージック、Amazonミュージックを聞いてる。
そして5分以内の電話もかけ放題。
それで月額2,000円ほどとは。
たまにノマドワーカーしても3,000円もしない。
いやぁ、通信費って安くなったよなぁ。
ありがとう、楽天モバイル。
また戻ってくるかもしれないけどね。
新しいこと、面白いこと。
どんどん投入して、やっぱり君が好きだ、そう言わせてくれるのを楽しみにしてる。
あばよ!