無料であるにもかかわらず、素晴らしく使いやすい高機能チャートソフトのOmegachart。 拡張キットを作成することで、
柔軟に様々な条件でスクリーニングや検証ができるが、その書式は
XMLに従うので、少しばかりの
XMLの知識が必要になる。 例えば、CDATAセクションを知らなければ、
他の計算式を参考にすることも、自作で作ることも難しい。 ただ、それはそんなに難しいことじゃない。 ほんのちょっと覚えるだけで、
あとは簡単に汲み上げる事ができる。
XML用語で言うCDATAセクションとは何だろう?
HTML同様の
マークアップ言語である
XMLでは、例えば計算式で不等号 < とか > を使おうとしても、タグと判別がつかないのでエラーになってしまう。
だからといって、<なんて書く参照形式では、
計算式が何がなんだかわからなくなってしまう。
そこでCDATAセクションだ。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">CDATAセクションは、
<![CDATA[という文字列で始まり、
]]>という文字列で終わる。CDATAセクションの内部には、
XMLで利用可能な文字をすべて記述することができる。
唯一の例外は]]>という文字列だけで、これを記述することはできない。記述しても、
CDATAセクションの終了を示すと解釈されてしまう。
つまり、不等号を使うような計算式を記述する場合には、
style="MARGIN-RIGHT: 0px"><![CDATA[ ・・・計算式・・・
]]>
って記述しておけばいい。 これは
XMLの基本的なお約束であるため、Omegachartの拡張キットのページにも載っていない。
サンプルソースを見て、なんだこりゃ? って思った人もいるかもしれないが、実はこんなに簡単なお約束だったのです。