サイトアイコン ナカヤン.jp

夏祭りはバックステージで

先週の土曜日は、下の子の保育園の夕涼み会が終わったら、その足ですぐに近所の夏祭りに顔を出しに行った。 いつもなら友人の焼きそばの出店を手伝うんだが、保育園の夕涼み会もあるので今年は出られないってことで残念ながら参加しないことにしていた祭だ。


でもまあ、とりあえず見るだけ見に行くべぇってことで、フラッと行ってみたら祭は結構な賑わいで、焼き係のパパさんは汗だくで必死の形相!! 2馬力で焼きたいから手伝ってくれ~!とのヘルプ要請もあって、急遽飛び入りの焼き係として参戦した。
酒、酒、油、肉、キャベツ、麺、ソース、酒、酒・・・の繰り返し。 カラッとした風の涼しい夜だったはずだけど、鉄板から立ち上る熱気で顔汗が止まらない。 顔だけダイエットになるかな?なんて雑談をしつつも汗をぬぐいながら焼きまくる。
そんなパパに、上の子は定期的にビールをちゃんと缶のふたを開けて差し入れてくれる。 子供達にとっては、パパが出店を手伝うことで、祭の観客という立場から、祭の関係者、いわゆるバックステージパスを持った人になるので、それはそれで楽しさも倍増するようだ。 そりゃそうだろうな、彼等の気持ちはよくわかる。
で、もっと売りまくるぞ!ってんで、
 全部売れないとお小遣いが払えない!
って言ったら、他の子供達と共に売り子さんを始めてくれた。 元気の良い子供達の声で、
 焼きそばいかがですか~
 焼きそばおいしいですよ~
って彼等が宣伝してくれたら、15個だの、40個だのと、大口の注文まで舞い込んでバカ売れしてる。 で、最終的に売れ残りそうになった焼きそばは、1個150円で自分達で売りに行ってくれて、戻ってきた彼はこう言った。
 売れたときは嬉しかった!
初めての職業体験をした、小学校1年の夏休み。 彼にとっては相当に楽しい思い出になったようだね。 パパは焼そばの勲章として、半袖で焼いていたので油がはねて6箇所くらい火傷したよ(涙
ま、痛みもひいてきたけど、跡が残りそうだな。
そうそう、祭の時に蝉の羽化を見つけた。 ちょっと感動。

モバイルバージョンを終了