【書評】はじめての“超ひも理論” なかやん 17年前 極小を知るは極大を知るに同じ。 物質をとことんまで細かく調べようとしたら、 宇宙のアレコレにまで話が及んでしまった。 そんな素粒子のさらに小さな世界について、 「ひも」状の「何か」が根源だとする理論を、 教科書よりはかなり分かり易く説明している。 ものすごーく深遠で難解な理論だけれども、 そのエッセンスだけをぎゅーっと詰めた1冊。 難解な理論の敷居を下げた・・・が素人にはまだ難しい。 素粒子論が好き、宇宙論が好き、そんな人に。 ID、オムファロス好きには無意味な1冊(笑