簡単そうだから試してみることにした。
子供達も大好きなイクラを、生筋子から好みの味付けで仕上げるのだ。
まずは生筋子。
これをほぐすとイクラ。 熱めの風呂くらいのお湯の中で、軽く揉みほぐしていく。
粒々を包んでいた膜や筋を丁寧に取り除きながら、水を入れ替えつつ綺麗にしていこう。
ここまでで正味20分くらいの作業。
お湯に浸すと白っぽくなるけど、最後に薄目の塩水に浸すとアラびっくり、綺麗な朱色に戻るんだよ。
次は調味液。
ちゃんと作るなら煮きり醤油とか、昆布とか、アレコレこだわるらしいんだが、そこは適当さが売りのパパ料理。 醤油とだしの元とかで、それっぽい味に仕上げて万事オッケー!
イクラが泳ぐくらいに少し多めの出汁に漬け込むけど、イクラが吸ってパンパンになるから大丈夫!
これが翌朝には出汁をたっぷり吸って、艶々ピカピカの朱色の真珠のようになる。
じゃじゃーん!!
口の中で踊るようにはじけるイクラ達!
白いご飯はこのためにあるんじゃないかとさえ思えてくる、相思相愛の最高の組み合わせに、朝っぱらから悶絶しそうになる俺がいる。
これは旨い。 旨すぎる。
子供達も大喜びなので、多分2日くらいしか持たないだろう。
旨いのでまた作るよ!