仕事柄、ちょっと興味を持ったので読んでみた。
テレビの黎明期から現在に至るまでの歴史は、
けっこう裏話的な話も多くてサクっと読める。
でも、作者の言いたい事は、たぶん最後の章に
全てが凝縮されていたんじゃないだろうか。
この章だけで本にしたかったが止めたのか、
止めざるを得ない理由があったのだろうか。
だから、最後の章はそれまでの5章分に比べて、
とても濃い。 もう、濃すぎて疲れてしまう。
自分が不勉強なせいもあるんだろうけれども、
わからない用語が唐突にでてきてしまったり。
全体として、アンバランスな感じがした。