昨日の夜が遅かったので、今朝は子供達もお寝坊さん。
蒸し暑い香港では汗っかきのパパの着替えはすぐに無くなるので、寝ているうちに洗濯屋に行って昨日の服を出す(1キロまで35香港ドル)。
そもそも、着替えなんてポロシャツとパンツを各1枚しか持ってないし(笑
ついでに、雲行きが怪しいので雑貨屋で折り畳み傘を15香港ドルで買っておく。
帰ったら子供達を連れて、今朝は近くの翠華餐廳でモーニング。
前にも書いたけど、香港は外食が中心の食生活ということで、朝から多くの飲食店が店を開き、お客さんで賑わっている。 ここも親子連れがたくさんいた。
前夜遅かったから、下の子は眠そう・・・。
こちらが店の仕組みがわからなくて困っていたら親切な人が助けてくれて、とりあえずモーニングセットを注文。 インスタントラーメンのセットに子供達は大喜び(笑
店構えから高いかな?と思ったけど、20~30香港ドル程度でお手頃価格だった。 うん、悪くない。 でも明日の朝はお粥にしたいな。
さぁ、今日のメインイベントは仲間達と美味しい海鮮料理に舌鼓を打つんだけど、これが結構な知る人ぞ知る秘境の店、その名も發記(布袋澳)海鮮酒家。
場所はココ。
まず、電車を最終駅(寶琳站)まで乗って、タクシーで30分くらい走ると漁村の入り口に着く。 そこから、こんな路地を歩く。 もうこの時点で、この先に店があるのか?という状態になるでしょ。
人ん家の軒先を通り抜けるような感覚。 でもココが通り道。
広場を抜けてさらに奥へ。
店の入り口が見えてきた。 目の前の茶色い色の建物が發記(布袋澳)海鮮酒家だ。
入り口は確かに店っぽい。 レストランっぽい。 綺麗な旅が好きな人には足を踏み込めないだろうけど、この先には本当に美味しい海鮮中華が待っている。 ここで怖じ気づいちゃいけない。
間違って裏口から入ってきてしまったのかと思うけど、でも入り口からちゃんと入るとここに出るんだ。
店の周辺の景色なんてコレだよ。 寂れた漁村としか思えない景色が広がっている。
店を外から眺めるとこんな案配。 さすがの人気店、客足が途絶えることが無い。
店の外観はもう良いか(笑
香港では生け簀から選んで料理をしてもらうというスタイルがよくあるけど、この店は鮮度も品揃えも味も抜群。
子供達も生け簀に興味津々。 たっぷりの材料から、好みの調理方法を指定して料理を作ってもらう。
一皿目は茹でエビ。 ぷりっぷりの引き締まった身が旨い!
お次は素揚げしたシャコに、ニンニク醤油っぽいソース。
こちらはカニのクリーム煮。
ホタテとショウガソース。 春雨が良いアクセント。
ご飯も山盛り。
最後にもう少し食べたくなって、追加で煮魚。
ビール呑んで、海鮮食べて、スコールのような雨が過ぎ去ったら食事も終わり。
気の置けない仲間達との旅程もこれで終わりだと思うと寂しいけど、一緒に行動できて本当に楽しかったなあ。 またこの仲間達と一緒に旅行に行きたいな。
でも、まだまだ充実の香港旅行は終わらない。 今夜は中国に駐在して3年半になる後輩と会うんだ。 待ち合わせまで少し時間があったので、ホテルによってプールで遊んでから、香港の秋葉原とも言われる深水?(しゃむすいぽー)を散策。
そして時間になって待ち合わせ場所へ。 大学を卒業して20年弱、よもやこんなところで、子連れで、それも全員男というシチュエーションで再会することになろうとは。
行った店は有名店の糖朝。 デザートのマンゴープリンが有名だけど、まずは食事ということで炒飯。
でもやっぱり、序盤からマンゴープリンを(笑
子供達は旨そうに食べているが、こちとら酒を飲むには肴が必要だ。 という訳で春巻。
パリッとした衣と、具材のバランスが良い。 具はなんだっけかな(笑
お次は麻婆豆腐。
子供らには海老ワンタン麺。 スッキリとしてるけどコクのある、切れの良いスープが旨かったー。
生春巻みたいな何か。 春巻はライスペーパーだけど、これはワンタンの皮みたいなやつ。
大根餅みたいな何か。 って言うか味も食感も大根餅。
もっと飲みたかったけど、子供達が飽きてきたので外を散策。 マンゴープリンがよっぽど気に入ったらしいので、マンゴーかき氷で有名な許留山で小休止。
男5人で眺める香港の夜景。 綺麗だったなぁ。
後輩とはもっと語り合いたかったけど、そこは子連れの身。 あまり夜更かしすることも無く、電車もなくなったってことでタクシーで後輩は帰路につき、我が家もタクシーでホテルへ。
朝から晩まで、旨いもの尽くしの素晴らしい一日だった。
明日はフリーなので、香港散策でもしようかな。