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よなよなエールの超宴は大満足のイベントだった

知らない人には、何じゃそりゃ?という超宴だが、知ってる人は「いいね!」と思わずつぶやくイベントに行ってきた。

天気も良くて、ビールも旨くて、人も良くて、本当に楽しい会だったよ!

東京で開かれている、「宴」というヤッホーのビールを愛する者達の集いがある。 割とすぐにチケットが売り切れてしまうビール好きに人気のイベントなんだが、それをパワーアップしてキャンプ場で開いてしまおう、それがこの「超宴」なのだ。

場所は北軽井沢スウィートグラスという、高規格オートキャンプ場。 高規格キャンプ場と言うのは、高いけど設備がバッチリ整っているところを言う。

ただ、唯一残念だったのはトイレがウオシュレットじゃなかったこと。 改めて、自分の肛門を甘やかしていたって思い知らされた(笑

高いだけあって工夫が随所に凝らされているんだが、お得なのが金曜日から宿泊するメニュー。 2泊って考えると普通のキャンプ場とさほど変わらない金額になるので、行くなら絶対に2泊はしたいところだね。

だってさ、こんな場所なんだぜ。

遠っ!!!!!!!!!

今回も金曜日から前乗りして、ハンモックサイトを借りた。

12m×10mの広々とした砂地で、ハンモック用のポールがあって、AC電源付き、隣の区画とは木立が区切りになっている。 ここに2泊する。 天気予報では最低気温4℃!なので、薪ストーブも持参だ。

どうよ、煙突がバッチリ馴染んで違和感が無いでしょ(笑

薪ストーブはこんな感じで設置している。 折角AC電源もあるので、扇風機でガンガン空気を攪拌したんだけれど、テント一杯に暖かい空気が循環して、とーっても快適だったよ! 結露もしない。 テント内はTシャツ、短パンでも充分な暖かさ。

折角なので、夕飯も薪ストーブを使おう。 BBQでは無いけれど、フライパンで肉を焼く。 今回はロピアというスーパーで買ったんだけど、肉のコスパの良さにビックリ仰天した。 魚は角上、肉はロピアだね。

肉を食べ、前夜祭がてら酒を呑む。 でも、明日のために控えめに、だよ。

予報通り気温はぐんぐん下がって、2時過ぎには4.1℃まで下がっていた。 5月後半なのにこの寒さとは。 息も真っ白になるけれど、空は落っこちてきそうなくらい星が見える。 寒い時期のキャンプは、これが堪らないんだ。 本当に素敵。

唯一残念なことと言えば、後輩♂と2人だってことかな。 なんて色気の無い組合せなんだろう(笑

ちなみに、薪ストーブは一晩中は保たないので、寒くなってきたら起きて薪をくべる、また寝る、その繰り返しだ。

途中で起きたとしても、早寝したので睡眠時間はバッチリ確保で目もパッチリ。 ウインナーを茹でてバターロールに挟んで朝ご飯にしたけど、これに足りずに後でカップ麺を1個追加したのは内緒♪

前泊したメンバーは、「よなよなエール大学リアルエールセミナー」があるので朝の9時からビールが飲める。 それまでは朝の散歩がてら、設営準備が急ピッチで進む会場を見て回ろう。

会場入口には巨大なよなよなエール。

会場は基本的にテントかタープ。 宿泊しているスタッフもテント泊みたいだ。 みんな気合いが入ってるなぁ。 今回はスノーピークが協賛しているので、スノーピーク率が尋常じゃない高さだけど、色が統一されて落ち着いた感じの良い雰囲気になっている。

会場横にはアスレチックとかツリーハウスがあって、前回ここに来た時は子供達が大はしゃぎで遊ぶんだ。 この吊り橋は大人が乗っても、充分に耐えられる造り。

ツリーハウスの下の黄色いテントに、山積みのビール樽を発見。 楽しみだね。 ワクワクしてくるよ。 飲み干してやるぜ!!! イェィ!

朝ビールの会場も準備が進んでいる。 参加者600名らしいけど、座席を数えると前泊している人は30人くらい、約5%なんだね。

後ろ側を見ると、青い空が美しい! 左側に浅間山が見えるんだけど、何故か良い写真が無くて残念無念。

メインステージは、よなよなの月マークを意識した造詣。 こうしした飾り付けは専門の会社が作ったんだそうだけど、すごく良い雰囲気でムードを盛り上げてくれた。 流石。

そうこうしているうちに、よなよなエール大学リアルエールセミナー開講!!

まずは先生方のご紹介から。 皆さんのおかげで、美味しいビールが飲めるのですね。

地元のパン屋さんと共同開発した、ビール酵母で作ったパンと、そのビール酵母でできたビールを合わせて楽しむという趣旨。 ビール酵母って色々な種類があるんだね。 個人的にはセゾン酵母ってのが香りが良かった。 この酵母を使っているのは「ビール君ビール」というローソンとのコラボ商品で、フルーティだけどスパイシーな香りと、爽やかな苦みが良いバランスのビールだ。

このセミナーで試すのは、よなよなリアルエールと、TOKYOリアルブラックの2種。

注ぐのはハンドポンプというビールサーバを使う。 炭酸を添加せずに注ぐタイプで、ビールが本来持つ酵母だけで造られた炭酸が味わえる。

注ぐコツは、思いっきり引くことと、サーバの注ぎ口をグラス底の角に当てること。 細かなビールの泡がグラスの中で、ぐるんぐるん回るように注げれば上出来だ。


最初の一杯はスタッフが見本として注いでくれる。 朝で喉も渇いていたので、一気に飲み干しそうになって慌てて止めたら、お替わりありますよ!って天使の囁きが(笑

最初のよなよなエールは2杯ほど頂き、パンも美味しく味わった。

引き続きリアルブラック。 今度は自分達で注いでみる。 ちなみに、このビールは甘みのあるほろ苦さが特徴だけど、飲める店は非常に限られているレア商品! これは動画を載せておこう。 やってみたけど勢いが肝心だね。

セミナーが10時に終わって、軽くほろ酔い加減。 でも、まだビールは飲めない。 開会式は12時で、11時半からよなよなエールの提供が開始される。

それまでは会場内の散策でもして時間をつぶす。

ちなみに、このイベントで飲めるビールはこんなにある。 この会場でしか飲めないビールなど、こちらでビールラインナップの説明があるよ。

スタッフのMAXのバイクがめっちゃ格好いい!!! ロシアでライセンス生産されていたBMWのサイドカー。 すげー。

ステップのつま先あたりにキャブレータがあるので、うっかりしたらキャブを壊しちゃいそうだ(笑

もうすぐ開会式! スタッフが集まってエール。 透き通った青空の中、元気な声が響きわたる。

開会式を前にやっとビールにありつけた。 真っ昼間、それも新緑の爽やかなアウトドアで飲むビールは、何にも増してことさら旨い!!

このグラスはシュピゲラウというドイツのグラスメーカが作った、ふくよかな芳香を楽しめるビール用グラス、その名も「ビール・チューリップ」だ。 ビールをコップの半分くらい、胴が一番膨らんでいる所のチョイ上まで注いだときに、一番香りを楽しむことができるんだそうだ。 この注ぎ方で、350ml缶が半分入る。

開会式も盛り上がって、選手宣誓。 お客様代表のご夫婦はこの宴イベントで出会い、ご結婚されたそうな。 とても素敵なご夫婦で、ご一緒できて楽しかった。

このイベントは酒を呑みまくるイベントなのに荒れることも無く楽しく過ごせたのは、交通アクセスの不便なキャンプ場に集まってでも美味しいビールを楽しみたい!!というお客さん達の一体感があったからだろうな。

ここから先は、どんどん飲んでしまって写真は少なめ。 このイベントではひたすらビールを飲んでいても良いのだけれど、他にもビールを深く知るためのセミナーやアウトドア料理を楽しむセミナーも開催されていて、俺はシュピゲラウのビールグラス・テイスティング・セミナーに参加した。

このセミナーは深く感動したので別記事に詳細をアップしたけど、とにかくグラスを変えることでビールの味・香り・喉越しにこれほど変化があるんだと初めて知った。 今まで漫然と飲んでいたのが残念に思えるくらいに。

中央のビール・チューリップには、首から下げられるように毛糸のホルダーを装着。 手作りで500円なり。

スノーピークのダッジオーブンを使った料理セミナーで、豚肉の塩釜焼なんかも味わったり。 割と短時間なのに、ジューシーで絶妙な塩気の酒の肴ができあがる。 これいいな。

ビールの提供は16時までの予定を越えて、17時まで延長されている。 後の発表によれば、600人の参加者で1,300リットルを飲み干したというのだから、平均して2リットル以上も飲んでいることになる。 すげぇなぁ。

楽しいイベントは夜に向かうにつれ、更に盛り上がりを増していく。

そして、キャンプファイヤー。

マイムマイムとか数十年ぶりに踊ったんじゃなかろうか(笑

夜のイベントで面白かったのは、GOROPIKAさんのファイヤーパフォーマンス。 最前列で楽しませてもらったけど、炎の踊りを観ていると沸き立つものがあるね!

翌日はスッキリ爽快な朝。 天気も良くて、最高の朝だ。 閉会式も大盛り上がりで、ロケット風船をみんなで飛ばしてお終い。

お土産に配られた特別ラベルのビール。 その名も「超宴の一日がよみがエール」というベタなネーミング(笑

ぐるっと左側から超宴のイベントが時系列で並んでいるデザインで、真っ白の缶にラベルシールが貼られている。 大事に飾ろうかとも思ったけど、帰宅してすぐにビール・チューリップで味わっちゃった!

テントも撤収して帰り支度も完了。 昼前に出発したら道路もスイスイと流れて3時間くらいかな?で地元に戻ってきた。 この旅で知り合った仲間は、寄り道を含め7時間以上かけて帰宅するらしい。 無事に帰着したかな。

お昼ご飯は帰り道で取ろうかと思っていたけど、軽井沢で見かけた鬼押出し園の看板を見たらどうしても丘公園に行きたくなったので、スイスイ流れていることもあってお昼は丘公園で。

食べるのはもちろん、雪の鬼押し出し(辛)に決まってるじゃないか!!(笑

あー美味しかった。

金曜に出て日曜に帰ってくるまで、何から何まで大満足のイベントだった!

また来年も*あるなら*参加したいな。

ビール好きの皆さんも是非!

 

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