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薪ストーブで快適な秋冬春キャンプ(完成形)

もう、寒い時期のキャンプは、この薪ストーブ&石油ストーブで決まりだ。

長かった薪ストーブの試行錯誤。 でもこれでやっと、ほぼ完成形と思えるところまできた。

薪ストーブ関連の記事も増えてるので、そちらも興味があれば是非。

 

基本的な煙突の構造はこれと同じで、最後の縦をもう1本追加した形が最終形。 前にも書いたけど、縦を1本追加しないと排気が抜けずに逆流してしまう。 逆に言うと、1本追加するだけでメラメラと燃えてくれる。

横1の後に縦2が基本。

忘れるな。

ちなみに、燃やす薪はくれぐれも良く乾いたものを使うこと。 生木とかダメ、絶対。 生乾きの薪を燃やすと、煙突が分厚い煤だらけになってすぐに詰まってしまうよ。

パーツの配置を絵にするとこうだ。

実際には最初の写真のように、テントの中にランタンスタンドが見事に収まっている。 煙突をテントの上側から出すことで薪ストーブの位置をテントから離すことができるし、テント内になるべく熱を取り込みたいという意図通り。

煙突の縦を伸ばしたので、エルボを金属ワイヤで吊って縦~Pトップまでの重量を支え、風による横向きの力はスタンドで抑える構造。

そのスタンドはランタンスタンドと、金属ラック用の棚板支えを使っている。 まず棚板支えに、煙突自在スタンドと同じ径の穴を開ける。

棚板支えが嵌まるように、ランタンスタンドにも穴を開ける。

合体。 金属ワイヤは直径2mmのものを使った。 ちょうど良い長さが出来合いであったのでソレを。

煙突ガードはこれ。 詳しい作り方は前の記事を参照して欲しいが、最新版ではさらに丈夫にするためにワッシャーで網を挟んでいる。

薪ストーブの台はこれ。 ぴったり過ぎて泣ける。

そして、もう一つの強い味方は石油ストーブだ。 コンパクトだけど10時間程の運転時間があるし、このトヨトミダブルクリーンは一酸化炭素の排出量が10分の1、二酸化窒素が5分の1で、一酸化炭素警報機もまるで反応しないレベル。

と言うわけで、去年の冬から今年にかけて確立した、我が家の秋冬春キャンプの暖房は下記の通りだ。 ちなみに、一酸化炭素警報機は2個設置してる。

2種類のストーブを寒い時期は併用、少し暖かくなってきたら石油のみ、そして夏場のクソ暑い時期は避暑地以外には行かない。 これが我が家のキャンプスタイルだ。

煙突から立ち上る煙は常夏の証。 来年は煙突ガードと同じ幅の細長いビニールシートを用意して、天幕の隙間を閉じてみよう。

さぁ、来年の秋が楽しみだ♪

 

【2015/6/6追記】

来年とか言っていたけど、さっそく作ったのがコレ。

超宴というイベントでデビューさせた。 本当に快適でびっくりするくらい暖かい! 煙突ガードは見事に熱を逃がしていて、これだけビニールシートを密着させていても、ほんのり暖かくなるくらいで全く熱くならない。

また、煙突から抜ける煙の分は、煙突ガードや他の隙間から空気が入ってくるので、必然的に換気もできるって訳で石油ストーブを締め切って使うよりも、よっぽど換気面でも優れもの。

ますます寒い冬が恋しくなる、2015年の梅雨なのです。

 

【2015/10/14追記】

薪の代わりに、籾殻を高温高圧で固めたモミガライトを使ってみたので、感想をアップ

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