【1992/10/4】長城に立つ

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今日は万里の長城を観るので、朝早くに洗濯を済ませて、汽車に乗って八達嶺という所に行ってきた。 長城を観るならココがいいよ!って前夜に食事をした時に聞いた場所だ。

見えるよ!あれが長城だね! 期待がどんどん高まってくる。

期待して向かった入口は非常に残念な中華テイストなんだけど、ここはやっぱり行かなきゃダメだね。

本当にすごい。

このあたりの山々は傾斜が少しきつめなんだけど、そこを壁がずーっと走っている。 城壁の斜度もきつくて、下がよく見えないくらいだから下り坂はかなり怖い。 だけど観光客は山盛りいっぱい。

時々空砲の音とか聞こえて、なんちゅーサービスなんだと苦笑い。

中国の色彩感覚は相変わらずなんだけど、その観光地っぽい旗が無いところまで、修復されていない長城まで歩いてみたくなった。 だって、僕には時間制限も、出発を待つバスもいない。

 

そう。 僕は、自由だ。

 

でも、遠くまで歩くのはかなり体力を使う。 まあ普通に考えて、山の稜線を歩き続けることと一緒だからね。

そうやって、山を登り、下り、どんどん歩いて観光客が来ない場所までやってくると、昔のままの崩れかけた長城が姿を現す。

さあ、あと一踏ん張り。

辿り着いた昔のままの長城。 これが歴史の真実なんだな。 本でしか知らなかった、かつての歴史の舞台に、今自分が立っているんだと思うと感慨深いものがある。

暗くなる前に帰ろうと、帰路を急ぐとろくな事にならない。 またもや道に迷ってしまい、ヘトヘトになって列車を待つ。

長城は線路によって分断され、そしてまた続いていく。 ああ、ここにはもう一回、いや、後2,3回は来たい。

 

今日は楽しかったな。 風はかなり冷たかったけど、天気が良くて気持ち良い日だった。

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