【1992/10/11】烏魯木斉からカシュガルへ

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バックパッカーのやることは、まず宿泊先を探すこと。 ここ烏魯木斉(うるむち)もカシュガルへの通過点だとしても、まずは宿を探さにゃ始まらない。

街も少しは歩き回りたいしね。

でも、思ってもみない充実した2日間になったりして、旅って本当に面白い。

駅前では掃除のおばさんが、やたらとデカイほうきを使って街を掃除している。

地球の歩き方というガイドブックがあるんだが、載っている情報がやたらと多くて親切な内容なんだけれども、細かすぎて間違っている内容も多く、地球の迷い方、なんて言われ方をしていた。

その対極が、載っている情報はシンプルだけど、かなり便利に使えるLonelyPlanet。 中国から帰るという外人にもらったんだけど、体験談みたいな情報の多い地球の歩き方と違って、本当にシンプルな情報がメインなので、時期や人によって違うという点が少なくて良かった。

そういうガイドブックを頼りに、街を歩いてホテルを探す。 目指すはツーリスト向けの、安いけどそこそこの設備のあるところ。

そして見つけた紅山賓館。 両替も出来るし、小さくて怪しいけど親切な旅行社も入っている、古いけどまあまあ綺麗なホテルだ。 この綺麗ってのは中国としては、って意味だけど。

そして、あれこれ悩んだ結果、この怪しい旅行社で、怪しいカシュガルまでの飛行機チケット買ってしまった。 バスだと3泊4日かかるから、少し奮発して時間短縮!って思ったんだ。

安いし。

飛ぶのは20時、空港までのバスが出るのは18時なので、腹ごしらえに牛肉面(麺)という肉の乗った暖かい冷や麦みたいな麺を食べて、バザールを散策する。 日曜日だったせいか、人出が多かったなあ。

さあ、宿に帰ったらシャワーを浴びて出発の準備だ。 同室の日本人旅行者から、ネパールやタイの情報をたくさん仕入れて、空港行きのバスに向かう。

彼が途中まで一緒に来てくれたので、途中で紅山をバックに一枚。 ありがとう。 また世界のどこかで会いましょう!

 

空港に着いて「 烏魯木斉からカシュガルへ飛ぶ飛行機なんて、日本人なんか居ないだろうな」なんて思っていたら、な、なんと!

あの理化学研究所を中心とした、気象調査チームの一団と遭遇したんだ!

興味本位であれこれ質問しまくって、「ああ、ここに就職できたら楽しいだろうなあ」なんて考えたりした。

中国の果てで将来の道を考えるなんて、思ってもみなかったよ。

さあ、飛行機に乗り込む時間が迫ってきた。 中国は広いけど、西から東まで同じ時間だったので、この明るさで20時だ。

中国新疆航空公司の元軍人だというパイロットの荒っぽい操縦で、カシュガルへは2時間弱の空の旅。

ジュースとビスケットをつまんで、程なくしてカシュガルに到着。

翌朝早朝に移動するという気象調査チームと同じ宿が、ツーリスト向けの安宿だったのでタクシー代が浮いた。

 

カシュガルはのどかな過ごしやすい街。 2月にはトルコに入りたいけど、少しのんびりしようかな。

 

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