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【1992/10/2】故宮に行ってみた

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≪10/1   目次   10/3≫

朝方はちょっと雨が降っていたけれど、どうやら回復しそうなので故宮へ行ってみた。

洗濯してから、とも思ったけど水が出ねえ。 なんじゃこりゃ。

雨が降っていたので、さすがに天安門広場も人は少ない。

遅めの朝ご飯はケンタッキーフライドチキン。 日本からのツアー客でごった返していて、あれ?ここ日本?みたいな感覚に襲われて、一瞬だけどめまいがした。

 

ちなみに、天安門広場に常設されている公衆便所は有料で、トイレ番の人にお金を払って中に入る。 もちろん大の個室は仕切りはあれどドアが無いし、しゃがむ向きが入口側を向くようになっているので、トイレに入ると視線がグサグサっと突き刺さる。

さらに凄いのは臨時の公衆便所。 広場を布で囲ってドブ板をはがしたら、そこがトイレに早変わり。 もしかしたらトイレ用のドブ板なのかもしれないけれど、そこは不明。 皆が仲良く縦一列に並んでしゃがんでいる姿は、外国人旅行者にはカルチャーショックだろうな。 金髪の白人は皆に下の毛を覗き込まれてて、可哀相ったらなかったよ・・・。

 

故宮博物館は堂々とした建築物。 雨は時折ぱらついていたけど、観光客はそれなりに来ている。

故宮は本当に広くて、大きくて、圧倒されるスケール。 正面の階段の真ん中にあるのは長さ16m、幅3mの龍のレリーフ。 重さは200トンもあり、冬に道を凍らせて滑らせながら運んだそうな。

うーむ、昔の中国は凄かったんだな。

宝物の大部分は台湾にあるそうで、北京の故宮は建物をメインに見て回る。 でも、本当に広くて疲れてしまうくらい。

中でも、一番気に入ったのはこの小さな廟だけど、なんていう名前なんだろうな。 わからないけど気に入った。

たっぷり歩いて腹も減ったので、おやつにインスタントラーメンを買ったんだけど、これがまた不味い。 壮絶。

気を取り直して、朝出来なかった洗濯して、夕飯を食べにいつもの店に行った。

雨の後は空が少しだけ綺麗になる。

後は寝るだけ。 明日は長城にでも行こうかな。

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