【1992/10/5】パキのビザは断念すべえ

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今日には下りるはずだったパキスタンのビザは、国境が閉じていることを理由に下りないことになった。

大統領が訪中するらしく、その準備で大忙しの大使館員によれば、パキスタンと中国を結ぶ国境の道、カラコルムハイウエイで事故があり、白人女性が1人亡くなったそうだ。

 

「国境が通れないのにビザはやれん」

 

と言うことらしい。

カラコルムハイウエイはかつてのシルクロードを辿る道で、10年の歳月と、3,000人を超える作業員の犠牲者を出しながら造られた道路だ。 今でも崖崩れで閉じてしまうことがあり、運悪くその事故が起きてしまったようだ。

他の外国人旅行者達と情報交換をしながら、まずは仕方無いから国境の町カシュガルまで向かってみることにした。 現地で情報を集めれば何か別の方策が見つかるかもしれない。

帰り道の無数のセンターラインのように、僕の旅路も迷走状態。 予定は未定、風の吹くまま、気の向くまま流れることになった。

カシュガルまでは、列車の最東端の烏魯木斉(うるむち)まで3泊4日、そこからバスで3泊4日かかる。 さっそく北京を発つ列車のチケットも買って、準備万端。

 

夕飯はちょっと奮発して北京ダックを食べたんだけど、美味しかったなあ。

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