【1992/10/1】北京便り

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日本を発って1週間、上海から北京入りして最初に宿泊したのは僑園飯店というそれなりに大きなホテルのドミトリー。 ドミトリーとは、中国語で「多人房」と呼ばれる、ベッド単位で借りる大部屋のこと。

大きいホテルではあるけど、中国国家観光局の★★★★★★~★でランク付けした中国北京市内ホテルリストの★ひとつの最低ランクで、その長いリストの下から4番目という底辺ホテル。

しかし、ドミトリーの少ない北京では、バックパッカーの集まる数少ないホテルでもある。

泊まった部屋は10あるベッドのうち、日本人が3人、イスラエル、クウェート、フランス、ドイツ、スイス、カナダ、不明1名、人種も年代も様々という構成。

このベッドがオレの城。 こういうベッドが1mくらいの間隔でずらりと10台並んでいる大部屋に、1週間くらい泊まることになる。

部屋の窓から見える景色は殺風景そのもので、かなりガスっているんだが、スズメのような鳥の姿をまったく見かけない。 なんでだろね?

 

シルクロードを辿ろうかと思っているので隣国パキスタンのビザが必要なんだが、それが下りるのが5日だから、もう少し北京にいなきゃならん。

ドイツ人曰く「パキスタン大使館は週に4日休む」そうだが、水曜に行ったら月曜に出直せと行ってくるとか、やっぱマジなんですかね。

 

どんだけ休むんだよ、と。

 

お陰でオレは北京に1週間足止めだよ!あほちん!

 

それに、今日10月1日から3日までは建国記念日でお祭り騒ぎ。 天安門を中心に人・人・人の渦で観光なんてできっこない。

地図はデタラメなものしか売っていないので、一歩路地に入れば結構な確率で迷ってしまう。

超高級レストランであるはずのマクドナルドでさえ、この混雑っぷりだ。 もの凄い値段のはずなんだけどな。

昼時だったのでどこも混雑していたんだけど、吉野屋があったので結局そこに吸い込まれてしまった。

 

そして、夕食は他の日本人2人と一緒に、ホテル横の食堂で揚げ豚肉の甘辛煮、麻婆豆腐、フライドポテト、薄切りジャガイモとピーマンの炒め物、炒飯、ビールたっぷり。

こちらではビールがえらく安くて、缶ジュースが3元なのにビール大瓶が1.5元で買えてしまう。 水を買うより安いから、ついつい日々5本くらい呑んでしまう。

 

酒飲みにとっては幸せな日々♪

 

寝る前にシャワーを浴びるが、シャワーヘッドなんてモノは付いてない。

ワキガの凄い外人が、石鹸も付けずにシャワーで体をさっと流して帰ったので、オマエ、それはいくら何でも・・・と思ったけど、白人のパッカーってそういう人が多いね。

 

アルファベットの国から漢字の国へ旅をしようなんていう白人は、変わり者が多いのかな。

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