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会社をこうしたいと考えてみた

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何ヶ月も前から下書きに放置プレイしていたネタ。? 規模が大きくなっていった会社の、世代間ギャップですね。

1つの社屋に収まってしまう 程度の、小さな会社がありましたとさ。 その会社は誰もが互いのことを知っていて、とても仲が良くて、馬鹿話に花を咲かせ たり、夜な夜な呑みに行っては語り合っていた。

そんな家族のような雰囲気で、困ったことがあれば誰かが手を差し伸べたり、こっそりと 助けてくれたりして、なんとなく誰が何をやっていて、どんなことで悩んでいるのか、どこに課題があるのかも皆がなんとなく知っていた。

でも時代が変わって、会社も大きくなり、互いに互いを知らない人達も増え、法律も厳しくなり、前のような家族的な雰囲気は一部の人達だけのものとなってきた。

前の時代から生きてきた人達は、互いに顔や人となりを知っている。

 

でも、新しい人達は知らない。

家族なんだから挨拶するのは当然だし、誰かが困っていれば手伝うのは当然。 それをやらないのは社会人としてどうなんだ。 そう思っていたんだろう。 前の時代の人達の感性なら当然のことだね。 家族なんだから。

でも、今の時代の人はどうだろう。 他人が同じフロアに居るだけだし、そんな付き合いなんていらないよね、そう考えていたとしたらどうだろう。

挨拶しても、しなくても、仕事には何の違いも無い。 無いと思う。 無いだろう。

今までも無かったし、これからも無いだろう。 だって他人だし。

自分の部下にさえ挨拶しない上司だっているんだし、ましてや知らない他人に挨拶なんていらないよね。

他の人が困っていたとしても、みんな同じように頑張ってるんだし、自分も手一杯だし、赤の他人を助けて相手が喜んでくれるってことに
興味無いし、とか考えていたらどうだろう。

前の時代の人達は、会社のあちこちに知り合いがいて、何か困った時には話せる相手がいる。 でもそれって、会社が小さかった時代の人的な資産を食いつぶしているだけ。

後に続く新時代の人達に、そうした人との広いつながりをどうやって伝えていけるんだろうか。 そういう機会や場を作ってあげられているだろうか。

 

そんな雰囲気を作ってあげているだろうか。

 

人と人とのつながりを作るというのは、割と骨の折れる作業であって、何のつながりも無い人達がつながって行くのはとても大変なことだと思うんだ。

でも、会社は人。 人が会社。 人と人とのつながりが強固であって、さらにそこに多様性があってこそ、強靱で柔軟な組織となるわけで、そのつながりこそが会社の底力となるわけで。

じゃぁ、そうした強いつながりはどうやって 作っていけば良いんだろう。

答えはまだ見つからない。

だけど、一つ確かなことがあって、やらなきゃならないことがある。

自分の理想を実現する権力という力を持たないと、理念だけを持ったって意味がないってこと。 だから偉くなるために頑張る。

いつか、みんなが笑って楽しく仕事が出来て、自分の会社のことが好きで、もしかして会社を愛してるかも、と思ってもらえる会社にしたい。

答えはまだ見つからない。

答えがあるのかもわからない。
ま、そんな事をぼーっと考えていたりする。

あ、2010年10月10日だ。 10続きだね。

 

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