近所でお祭りがあったので、焼きそば屋台を手伝ってきたよ!
祭りは昼頃から始まるので、まずは準備だよね、準備。 仕込みが肝心。
そうは行っても、最初に成すべきは設営だ。 みんな割り当てられた区画で準備を始めている。
我が焼きそば&フランク&コロッケ&ポテト屋台もぼちぼち準備。 オレは手伝いだから良いけど、材料の買い出しから倉庫からコンロを引っ張り出してくるとか、オヤジさん達には本当に頭が下がる。 すげぇ。
ソバが何百食あったのか数えてないけど、具だって山盛り用意する。 山盛りのキャベツを何樽にも刻んで水を張っておく。 一回でザル一杯分を使うんだぜ~。
期せずして隣の屋台は酒屋さん。 生ビールが控えているから、早く呑ませろコールで店を早めに開けてもらったり(笑
他にも色々な店があるけど、こっちの隣は駄菓子&おもちゃ屋さんだ。 子供にはたまらないんだろうなー
本部席の準備もバッチリ。 こんな連結テントもあるんだね。 暑いから芸人さんも大変だろうなあ。
我々の準備は着々と。 奥から焼きそばの鉄板セット、真ん中のフライヤーはコロッケとポテト。 手前の鉄板はフランク用だ。 フランクは下ゆでしてから、鉄板で焦げ目をつける。 夏だからしっかりと火を通さないとね!
このフライヤーには、油が20リットル以上入るんだ。 これに一杯にしておけば、一晩の祭りなら油交換はしないで済む。 オレんちだったら何年分の油だろう?ってくらいの分量を投入する。 見ているだけで胸焼けしそう(笑
さあ、そろそろ準備は完了。 近所のお年寄り達が集まり始めてきたよ。 これから子供達が来て、中学生や大人がやってくるというリズム。
さて、ココまでの準備でまずは一杯。 栄養補給にあんパン、水分補給に発泡酒。 鉄板の空焼きとか始めたから、すでに猛烈な熱気が渦巻いている。
周囲の柱にメニューを張る。 ついでに隅っこに保健所の許可証も張っておく。 飲食やるなら、屋台であっても保健所の許可は必須だよ。
テキ屋っぽい出で立ちで準備完了! さあ準備ができたから灼熱の焼きそば屋台の始まりだ!
焼きそばは、肉は軽く一掴み、キャベツはザル一杯、焼きそばは6食、粉末ソースを水で溶いて投入するんだけど、このやり方だと家庭でも水っぽくならずに仕上がるんだぜー
焼き上がったらスコップみたいな専用のヘラですくって、深めのバットに入れてパック詰め、という工程を辿る。
どんどん詰める。 紅ショウガを入れて、青のりを振って。 焼き手は2人が交代で、詰め子と売り子は4人がかり。 それでも行列ができるくらいに、鉄板でソースが焦げる匂いは人を惹きつけてやまない。
フランクだって旨そうな匂いを漂わせて、こちらもどんどん売れていく。 だって匂いがたまらんのだよ~♪
コロッケもポテトも美味しそうな仕上がり。 同じ揚げ時間でも、ポテトはメーカによって色付き具合が違ってくる。 これは白っぽいけど、他メーカだとコロッケのような色に仕上がったり。 このあたりは、自分達で屋台をやるなら注意が必要。 同じポテトと思うなかれってことだね。
どんどん焼いて、どんどん呑む。 呑む。 思う存分焼いたら、気がつけばあらかた売り切って、そろそろ店じまいの時間だ。
焼いている間に子供達がやってくるんだけど、オヤジが屋台の裏方をやっているってのは、子供達としては中々に嬉しいらしい。
オヤジとしてもかなり楽しい、こうした祭りの屋台。 また来年も声がかかるかな。
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