本社で打合せをした帰りの溝の口駅で、ホームレス風のオッサンが本を売っていた。
その本は、ビッグイシュー(¥200)。
- 1.登録すると、最初に10冊もらえるので売る
- まじめに売れば、¥2000の現金収入が入る
- それを元手に次回は1冊¥90で仕入れて売る
- 差額の¥110が彼らの収入になる
- 以降、3~4を繰り返していく。
ただ単に現金収入を得るだけなら、空き缶だとかいろいろな方法があると思うんだけれども、人と接する、社会との接点を作っていくという点で、彼らを隔絶しようとしないこの取り組みは面白い。
見えないところで彼らが生きていくのではなく、社会に組み込まれて見えるところで生きていく。
彼らを養う費用は、結局は社会のコストとして私たちが支払っていくことになるのだから、彼らの自立を支援するのはとても有意義なこと。
また見かけたら、買わせてもらおう。
1人でも多くの人が、幸せな人生を送れますように。
コメント