ある暑い夏の日のこと、 衝動的に北海道ツーリングを計画したオレは、 それまで会社で取得したヤツはいないという怒涛の16連休を決行し、 北の大地へと向う決意を固めたのであった。
8月11日に札幌の知人のもとへ顔を出すということ以外は、何もプランが無い&何も予約もしていないという、 超無計画行き当たりばったりの旅。
言うなれば
とりあえず行ってみるか北海道1998ツーリング!
2週間に及ぶ旅の全貌がここに!
1998年8月1日(土)
夜のフェリーに合わせ18:00に家を出たが、直前まで荷造りをしてるという先の思いやられるスタートだった北海道ツーリング。
しかも、だ。
ゆりかもめ一般道路の初走行計画も、道に迷って晴海通り経由になるとは・・・。
本当に大丈夫なのか?!俺?
フェリーターミナルには、ん~いるいる、オン、オフ、スクータ。
「 おいおい、そんなちっちゃいバッグだけかい! 」
とか
「 おーふらついとるよ、うぉー崩れてきた! 」
まで、イロイロなバイクがいて、怪しい夜逃げ軍団的光景でありました。
まぁ、俺のも似たようなもんなんだろうけどさ。
50ccのスクータに荷物満載ってのはすごいよね・・・。
待機用の駐車場にバイクを停めると、とりあえずビーサンに履き替えてのんびりと積込みを待つ。
暇つぶしに仲間にメールを送りまくるが、電波状況悪し。
なんたることだ。
バイクは車の次の積込みで、2~3階層下がバイク用の甲板。
誘導に従って停車すると、係員が手慣れたてつきでバイクを固定してくれる。
終わったライダーから我先にエレベータで部屋に走っていくんだが、雑魚寝の部屋でも寝床は番号指定されているので慌てて行っても無駄に思える。
が。
しかし。
早く上がる目的は空いている一番風呂に入るためなのだ。
出航後に落ち着いてから風呂なんて考えてると、芋洗い状態の風呂が待っている。
これは教訓だ。
「不慣れな人は甲板に急ぎ、慣れた人は風呂に急ぐ」
次回の旅は忘れないようにしよう。
風呂の窓から離岸していく光景を眺め、その後はビール飲んで、ランドリーでジーンズ洗って寝床へ。
愛機カシオペア+WZエディタでこの日記を書いて、北の大地に思いを馳せる。
おやすみなさい。
- 晩飯 : 晴海通り沿いの博多ラーメン屋ふくちゃんにて「ギョウザセット麺大盛り」780円
- 晩酌 : ビール2本800円、アイス100円