1998/8/4(火)
7:00少し前に目覚め、天気予報をチェック。
雨雲は北東に動いているようなので、南に進路をとる。
まずはお約束の幸福駅。
とっくに廃線になった駅だけど、幸福という駅名が人を惹き付け、ちょっとした観光名所だ。
鉄道マニアによると、この車両はキハ22と言うらしいよ。
この後は、襟裳岬経由で釧路へ向かおう。
幸福駅に行った後、中札内道の駅で朝飯だ。
当たり前のようにインスタントラーメンを準備するが・・・。
北海道まできてインスタントじゃな・・・と思って辺りをチェック。
ジュースの自販機の隣にあった「採れたて新鮮生卵自販機」を見るも、案の定10個で一袋
そんなにいらねーよ・・・と諦めかけたところに補充のおばちゃん登場。
食べきれないから1個バラ売りしてくれと頼んだら、なんとただでくれた。
あぁ、おばちゃんありがとう。
北海道の広大な大地で育てられた、新鮮なニワトリの卵は旨かったです。
日高山脈に入るとにわかに景色も険しくなり、いかにも山奥って感じになってくる。
そんな山奥のトイレ付駐車場でしばし休憩。
岬に近づいてきても、天気は一向に良くなる気配が無い。
そうこうして辿り着いた曇天の襟裳岬は、とても寒く風の強いところだった。
焼イカを頬張りながら、しばし岬の遊歩道を散策。
もう演歌の世界だね。 って言うかさ、夏なのになんで寒いの? なんで寂しいの?
さて・・・釧路に向け出発だ。
途中の駐車場でとびっこ丼を作るも、芯が残ったまずいご飯で気持ちも沈んでいく・・・。
襟裳岬から釧路へ向かう黄金道路は、「よくこんなところに道を作ったな~」っていう険しい海岸沿いの道だ。
景色に感動しながら釧路へ向けてひた走るが、いかんせん小排気量バイクは距離が稼げない。
都会の町中だと気にならないけど、ひたすら距離を走る北海道だときついね。
時間だけがどんどん過ぎて行き、もはや釧路到着は絶望的。
ここで焦ってもしょうがない。
幸いにして、ここは晩成温泉の近くだ。
こんな時は風呂に入って寝るにかぎる。
風呂に入ってすっきり爽快でテント泊。
しっかし、雲ゆきは相当に怪しい。
晴天を祈りつつ、21:00就寝。
- 経路 : 帯広市街(国236)→日高幌別(国336)→歌別川(道34)→庶野(国336 黄金道路)→晩成温泉、ホロカヤントー付近
- 朝飯 : インスタントラーメン、とれたて卵
- 昼飯 : ご飯、とびっこ
- 晩飯 : ご飯、ラム肉と玉葱の炒め物