1998/8/7(金)
寒くて目が覚めたら、Tシャツのままで爆睡とは・・・
それも4:00とは・・・
寝袋に入り直して、7:00ごろまでもうひと眠りだ。
起きたらそそくさと帰り支度をして、朝飯を食べる。
メニューはいくら丼とガモメ丼。
無難にいくら丼をチョイスしたけれど、ガモメ丼は昆布とろろかけゴハン?みたいな、ドロっとした何かがかかっていて結構美味しそう。
いくら丼とホタテの味噌汁も旨かったなあ。
最初に立ち寄った瀬石温泉では干潮でグットタイミング!
満潮時は海に沈んでしまう温泉で、バス停から見下ろせる場所にあるため、若干気恥ずかしい気もしなくも無いのだが、旅の恥はかき捨て。
じっくり暖まったあげくに、他の旅行者に写真まで撮ってもらう。
相泊では、学生時代に知床岬まで海岸伝いに歩いたときのベースとして使わせて頂いた熊の宿が、こざっぱりと新しくなっていて驚き。
もぅ、昔の面影も無く、昔を訪ねる旅、挫折・・・。
知床峠は、雲に入るかと思ってひやひやしていたが、対向車は濡れていないので、カッパはつけずにGo!
普段走っているときは、ショボイ展望台なんぞはすっ飛ばして通り過ぎるんだが、珍しく休憩でもしようかと立ち寄ってみると!
な、な、なんと!
学生時代の研究室の後輩と奇遇、遭遇、千載一遇!
いやぁ、珍しいこともあるもんだ。
久しぶりなんで少し立ち話をして、おのおのが逆方向に別れ旅立っていく。
次に向かうはカムイワッカの滝。
ここは学生時代の、知床縦走の出発点とした所。
懐かしい秘湯の思い出を胸に、猛烈な砂利道を走りつづけて辿り着くと、車&観光バス&物売りがいっぱい。
なにが秘湯やねん!
みんな水着着てるし。
水着なんか当然持ってないので、観光客がいなくなるくらい上まで登って、素っ裸で風呂につかる。
ああああ~ 極楽・・・
素足で登ったんで、帰りは結構恐かったが、まぁ難なくこなして知床五湖へ。
ダートをを抜けたところで、ステップが割れてしまったライダーに補修用の針金を分ける。
ダートをレプリカで走るのは勇気が要るね・・・。
さあ、カムイワッカの滝でだいぶ遊んでしまったんで時間がない。
知床五湖では、名物のアイスを食べてすぐに斜里へ向かう。
道中、鹿に遭遇。
鹿だよね!
鹿だね!
鹿!
止まって写真を撮っていたら、後続の車も止まって撮影会。
良いね!ナイスカメラ目線!
左右をしっかり確認して、走り去っていった。
斜里への途中にはキャンプ場もあったが、ここでも何故か野宿してみたくなって斜里駅へと向かう。
駅近くの駐車場で飯を作って食べ、駅の乗降客の居なくなる夜を待って野宿だ。
駅で野宿というのは、北海道のよくある光景だ。
自転車とかバイクの人が多い。
今夜も、そんな旅人たちに混じって寝る・・・はずだった。
駅の軒下で寝る支度を整え、銭湯から帰ってくると。
なんと!
な、な、なんと!
学生時代のワンダーフォーゲル部の後輩、鳥居君に出会うなど!
そんなことあるのか?!
遠く離れた北海道で、埼玉や栃木に住んでいる後輩に、1日で2人も会うなんて!
今日は何て不思議な日なんだろう!!
まー出会っちゃったからね。
そう簡単には寝らんないよね。
呑んじゃうよね。
その夜はビールを片手に、語り明かす(ほどほどに)ことになるのだ(笑
- 経路 : 羅臼(国335)→相泊(道87)→ウトロ(知床横断道路)→カムイワッカ(道93)→知床斜里(国334)
- 朝飯 : いくら丼
- 昼飯 : 抜き(おやつアリ)
- 晩飯 : モヤシ炒め入りチキンラーメン