1998/8/3(月)
到着を控えた何か慌しい眠れない夜をすごし、5:00過ぎに苫小牧に上陸。
とりあえず襟裳岬に向かうが雨で断念。
日高経由の帯広へとルート変更するが、途中の日勝峠で濃霧に襲われる。
とにかく天候は不順で、先が思いやられる。
濃霧や雨にもめげずに、昼前に何とか帯広到着。
そして、ここ帯広の名物は豚丼。
豚肉を網焼きして、ウナギのタレのような甘塩っぱいタレを絡めてご飯にのせた丼だ。
昼に帯広ならば、食べるしかあるまい。
だが、ここでもオレの旅路は一筋縄ではいかない。
目的地だった有名店、ぱんちょうは定休日だと・・・。
無念。
平日昼間の帯広は人通りの少ない寂しい町だったので、釧路へ行こうとしたがまたまた雨で断念。
天気予報によれば帯広の周囲の街は全部雨・・・
初日からそんな感じで気合が抜けまくり、帯広のライダーハウスやどかりの家で早めの休息。
ライダーハウスってのは、いわゆる格安のドミトリーのようなものだ。
自治体がやってるところでなければ、相当に面白みのある宿が多い。
見た目も多種多様。
ご多分に漏れず、ここもカオスな感じがステキ。
もちろん、入口に陣取る親父さんも良い味出してる。
気さくな親父さんにお金を払って入室。
室内もなかなかのものだ。
もうコレね。
何と言うか、昭和レトロ感が満載だ。
ウチの奥さんだったら、逃げ出してるレベル。
念願の豚丼も、近くの「えび家食堂」で食べることができた。
期待値が大きかったせいもあるが、そんなに旨いもんでも無いな・・・コレ。
夜は近所の風呂屋のような温泉「ローマの泉」に行ってから、ラーメン&ご飯を作り、他のライダーと酒盛りをして寝た。
- 経路 : 苫小牧(国235)→富川(国237)→日高(国274)→清水(国38)→帯広
- 朝飯 : チョコチップパンの残りと、コンビニのサンドイッチ
- 昼飯 : 豚丼
- 晩飯 : インスタントラーメン、ご飯