仕事はもちろん、プライベートでもスマホのハンズフリーを使うことが増えてきて、Bluetoothスピーカのマイク機能とか使っていたんだけれど、マイク機能が貧弱だったり、ミュートができないってことで不満も出てきたので、それならば、と専用のスピーカフォンを買ってみた。
買ったのは、ヤマハのユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン(YVC-200)という長い名前のスピーカフォンだ。
電話会議用スピーカフォンって便利なの
はい、まずこれ。
必要なの?とか思う人も多いとは思うが、使い始めると非常に便利なものの一つだ。
今や仕事では無くてはならない必須アイテムの一つだし、仲間と話をしている時や、家族で実家と話をするときにも便利に使ってる。 スマホのハンズフリーを使っている人もいるでしょ?
感覚的な話で恐縮だが、通話(あえて電話とは言わないが)がパーソナルなものではなく、通話を共有することが普通になってきている。 グループチャットのように、グループトークも今や普通に行われていることなのだ。 それはスマホのハンズフリーでも使えなくもないが、電話会議用スピーカフォンがあると、こちらが聞き取る音量や音質の良さ、相手に聞こえやすいマイク、こちらの音を一時的にオフにするミュート機能など、一段階上の使い勝手を手に入れられる。
ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン(YVC-200) とは
ヤマハは電話会議用スピーカフォンのことを、ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォンと呼んでいる。
では、今回購入したYVC-200とは、どのような機種なのか。
形は少し盛り上がった円盤系。
スマホのマイクやスピーカと違うのは、全方位で音が聞き取りやすく、またマイクの感度も周囲の音をしっかり拾ってくれる高感度マイクが使われているということだ。
開封の儀
しっかりした段ボール製の箱で届く。
内容物は本体、ソフトケース、USBケーブル、取説だ。
持ち歩きしやすいサイズと重さ
サイズはCDより一回り大きいくらいで、重さは280グラムでまぁまぁ軽め。 ソフトケースに入れて、ケースのポケットにUSBケーブルを入れると、だいたい370グラム。
持ち歩きしても気にならない、大きさと重さだね。
接続は3系統
端子類は、イヤホン端子、マイクロUSB、Bluetooth接続の3系統。
PCとUSB接続するか、電源ボタンを長押しすると電源が入り、予めペアリングした端末とBluetooth接続してくれる。 新たにペアリングする時には、電源ボタンの右側にあるBluetoothボタンを押すと、Bluetoothボタン下のランプが青色に点滅してペアリングできるようになる。
通話は緑、ミュートは赤のLED表示
電源が入ると、通話ランプが緑色に点灯する。 この状態だと、相手の音声が聞こえて、こちらも声も相手に届いている状態だ。
マイクマークにタッチするとLEDが赤色に変わり、こちらの音声が相手に聞こえなくなるミュート状態になる。 このミュートがあるのは専用機ならではで、電話会議では必須の機能と言って良い。
スピーカフォンとしての性能と使い勝手は
ヤマハのWebでは、1~4名での会議用となっているが、実際に10人程度の会議で使ったが申し分ない性能だった。
まず、相手の音声が明瞭だ。 なんらかの補正がかかっていると思われるが、音声のシャープさが増していて、とても聞き取りやすい。 音量もしっかりと充分な大きさで鳴ってくれるが、雑音やノイズは少ない。 人の声の周波数帯を強くしてるのかな。
また、こちらの声もしっかり拾われていて相手にも明瞭に届いているが、小さな声だと急に聞き取りにくくなるときがある。 向かい合わせに座って8人程度の会議室、端っこの参加者が本体から2mくらいまでが限界ってところだろう。
こちらの音声を相手に聞こえないようにするミュート機能も、電話会議でよくあるこちら側だけで相談したい、そんな時に非常に役に立っている。
結論としては「買い」
結論から言って、もしあなたが少人数用のスピーカフォンが欲しいと思っていたなら、買って損はしない製品だ。
やろうと思えば、スマホのハンズフリー通話だとか、Bluetoothスピーカのハンズフリー機能を使うという手もあるが、マイク機能は貧弱だし、ミュート機能も無い。
これから働き方改革とか進んでくるに従って、こうした機器の役割は大きくなってくる。 カラオケボックスで会議したり、マンガ喫茶で会社にVPN接続して仕事したりとか、今のご時世では普通に行われているからね。 この流れに乗れない頭の固い会社は、低い生産性で苦しむことになるんだろう。
まずは自分から働き方改革。 ちょっとした隙間時間も有効に活用して、自分時間を増やしていこう!
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