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ハンターカブをLEDヘッドライトにした

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手頃な価格のバイク用LEDヘッドライトを見つけたので、ハンターカブのライトをちょこっとだけ改造して取り付けてみた。

今までよりも明るくて純白の光に感動したよ!

 

最近のLEDの進化には驚かされる。 最初の赤色LEDができてから30年、日亜の方々の努力で実用的な青色LEDができたお陰で、それに黄色フィルタを重ねて白い光が出せるようになり、全世界で開発が加速した。

初めてLEDウインカーを自作した10年前では、ヘッドライトがLEDに置き換わるなんて相当未来の話だろうな、なんて思っていたんだけれど、明るさが数十ルーメン(明るさの単位)で済む懐中電灯はほぼ全てLEDになり、数百ルーメンの照明もLEDが増え、そしてここ数年で数千ルーメンという驚異的な明るさが実用的な価格で提供されるようになって、LEDヘッドライトもチラホラ見かけるようになってきた。

それが、今や2,000ルーメン程度であれば3,000円を切る価格で買えるようになった。

懐中電灯も好きだったし、バイクや車でも明るさを追求したり、LEDウインカーやらを自作したり、こうしたガジェットを追いかけてきた身としては、LEDヘッドライトという存在に深い感動を覚えずには居られない。

 

ハロゲンやHIDに追いつくところまで、LEDが進化してきたなんて!

ほんとにじ~んと感動する。 スゴいなぁ。

きっと、近い将来には内燃機関だってモーターに置き換わるんだろう。

 

で・・・だ。

感動したならどうする?

 

 

買うに決まってるでしょ!!!(笑

 

ということで、さっそくAmazonでポチった。

LEDヘッドライト

これで2,400円って安いね。 中華製の低品質なものだったとしても、お試しでも使ってみたくなる金額だ。

でも、このバルブ形状だとハンターカブの標準ヘッドライトには装着できない。 大抵のバイクはバルブの口金で押さえる方式なのに、ハンターカブはバルブをはめたソケットをヘッドライトのリフレクタに留める方式だから。

じゃぁリフレクタを交換しちゃえばいいね。 このヘッドライトは一体型に見えて、枠とガラスレンズ、リフレクタ(反射するお椀型の部品)に、簡単に分解することができる。 枠を除けば径はモンキー等と同じなので、まずはそれを購入。 これもAmazon(笑

キラキラした多面カットが美しい。 普通のバルブでも、明るさはだいぶ変わりそうなリフレクタだ。

試しにLEDバルブを取り付けて並べてみたけど、奥行きがだいぶ違うな。

これはただでさえ配線でグチャグチャなヘッドライトケースに収まるんだろうか。 なおのこと、ヘッドライトケースを貫通しているメータワイヤにだって思いっきり干渉しそうな悪寒がする。

でも、やるけどね(笑

よし、まずはリフレクタを交換しよう。 リフレクタは簡単なバネで4カ所を留めているだけなので、これを外す。 ラジオペンチがあるとやりやすい。

こんな感じで外れる。 これを4カ所取れば、リフレクタが枠から外れる。

ほい、バラバラになりましたよ、っと。 後はこのガラスレンズを取り外す。 割ったりしないように丁寧にマイナスドライバを使って、少しずつリフレクタとレンズの隙間を広げてあげれば、スポッと外れてくれるよ。

これで全部バラバラになった。 枠とレンズ、バネはこのまま使う。 プラスチックレンズだと、高温になると白く曇っちゃったりするし、耐久性も格段に悪いから。

リフレクタだけを比較しても、こんだけ奥行きが違う。 本当に入るのか。 それは付けてみてのお楽しみってとこだ。 メッキ仕上げの多面リフレクタだから、このまま普通のバルブをセットしてもそれなりに明るく輝いてくれるんだろう。

元の枠にセットした。 バネは元々ハンターカブについていたものを使うんだよ。 あと、プラスチックレンズを熱から守る遮熱板はガラスレンズには不要なので、影が出来るだけ無駄なので外してしまおう。

ほほー、中々に格好いい!! これは仮組したときの写真なので遮熱板が付いているけど、本組みでは外している。

LEDバルブをセットした。 格好いいけど、何度も言うとおり奥行きが・・・ね。 ついでにポジション灯もLEDに変更した。

さて、ヘッドライトケースの中身は、整理整頓をしないと入らない。 と言うかさ、そのままの状態じゃ絶対に無理。

まず思った通りでメータケーブルが完全に干渉してしまうし、左右に散らばって配線されているケーブル類も邪魔になる。 そこで解決策としてはメータを上に飛び出させる案を暫定対応として採用することにした。 メータパネルは板状のバネで引っかかっているだけなので、メータを上から抑えながらバネを緩めてあげると、割と簡単に外すことができる。 軍手とかしていると、奥のバネは狭くて外しにくいかもしれないね。

LEDバルブの細くなった首の部分に、メータワイヤがくるように取り付ける。 少しメータワイヤには曲がりが出るけど、試験走行した範囲では問題無いのでそのまま進める。

メータパネル分、そっくり飛び出した。 これはもう、元通りに入れることはできない。 この形で固定する工夫が必要だ。 メータワイヤが固いので、このままで走っていても無問題なのだが見栄えが悪い(笑

ならば・・・アレだ!

 

アレを買ってこないとね。

 

ほら、見事な仕上がりでしょ♪

でも、よく見ると・・・おや? これは? これが・・・アレ?

そう、アレって黒いガムテープでーーーっす!!!

 

でもいいの、コレで。

ぱっと見はわからないし、必要かつ充分。 飽きたり問題があったら簡単に戻せるしね。

しばらくはこのまま様子見。

明るくて満足。

 

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【※使用後追記】

2ヶ月ほど使用して壊れました。

どこにも記載が無かったけど直流用だったようです。

ハンターカブのライト周りは交流なので、まぁ壊れても致し方ないところですかね。

知らずに買ってしまったのでミスったけど、整流してあげれば使えるので整流器を用意することにした。

壊れたのは残念ではあるものの、この値段だったからLEDの素晴らしさに気づけたので良しとしよう。

 

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