完全ワイヤレスイヤホンは、使い始めるとやめられないくらい便利だ。 オレは汗っかきってこともあり、首元の汗でケーブルがまとわりつく不快感が無くなっただけでも本当に幸せだ。
そんな完全ワイヤレスイヤホンに、PC周辺機器でお馴染みのエレコムが安価なモデルを投入してきたので人柱レビューをしてみたい。
完全ワイヤレスイヤホンは中華製品が多いが
いまオレの手元には、家族の分を含めて完全ワイヤレスイヤホンが5個ある。 完全ワイヤレスでないものも、スマホのオマケを含め10個ほどあるだろうか。 そのコレクションに新たに追加したのが、エレコムのLBT-TWS02だ。
この手の製品は中華イヤホンが多勢を占めるが、日本メーカとしてどのような仕上がりに持ってきたのだろうか?
ターゲットは完全ワイヤレスイヤホン初心者、若者向けと思われる。
パッケージはシンプル
パッケージのデザインはシンプルな箱形で、これといった特徴はないな。
パッケージを開けて中を取り出すと、コンパクトなケースが現れる。
ケースの側面には、ELECOMのロゴが印刷されていて、逆側に充電用のMicroUSBがある。 イヤホンはケースとは別に梱包されている。
イヤホンはケースと別に梱包されていて、左右の形はほぼ一緒の耳栓のようなスタイル。
良好な装着感とコンパクトなケース
耳の形に合わせたパーツに交換して使う丸っこいタイプと違い、誰の耳にもフィットする着けやすさは有り難いところ。
ケースそのものもかなりコンパクト。 安物だとケースが大きいものも多いけど、あの手のケースの中身はスカスカでチープな作りなのに、LBT-TWS02のケースはつや消しのマット調でしっかりとした手触り。
小型ながら使用時間は6時間
イヤホンをケースに収めると、さっそく充電が開始される。 赤いLEDがわかりやすいね。
ケースはとても小さいものの、使用時間はイヤホン単体では2時間、ケース充電込みで6時間と、通勤や通学ならまったく問題ないね。
操作性は良好
L字型の本体の先がスイッチになっているので、装着時にちょっと付け直そうとして誤動作させてしまうことが少ない。
スマホとの接続は、一度ペアリングしておけばケースから出せば自動で再接続されるが、接続まで約8秒かかる。
ちなみに、オレが常用しているSoundcore Liberty Liteは約4秒なので、倍の時間がかかってることになる。
気になる音質はどうか
気になる音質だけど、しばらく使ってみた感想としては、音質は低音が強めに出ているので重低音好きの音楽中心なら良い感じだね。
ただしBluetooth4.0のせいか、素材によっては気になるレベルの遅延がある。 映画もそうだし、音楽でもPVでドラムスやボーカルの映像と一緒に聞くと、0コンマ数秒の遅延があってとても気になる。
人が話しているシーンは特に違和感があるし、ゲームなんかであれば、もっと違和感を感じるかもしれない。
結論: 音楽中心の入門機か
値段が安いのに作りは悪くないから、ズンドコ系の低音強めな音楽好きな人の、完全ワイヤレスイヤホンの入門機としては使えるだろう。
ただ、もうちょっとお金を足して、Bluetooth5.0の遅延が少ないモデルを買った方が満足度は高いんじゃないかな。
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