帰宅したら、玄関から部屋に至るそこかしこに、ポストイットに書かれたメッセージが貼ってあった。
まず、玄関には「おかえり」と、そして廊下には「お」「つ」「か」「れ」「さ」「ま」、「なにかかってきた?」と、下の子の字で書いてある。 ?が他の字よりも気合いが入っているのは、何かお土産を期待しているんだろうな、なんて推理してみたり。
そして、暑がりのパパが夏はいつもゴロ寝している和室の畳と、リビングのソファーには、タオルケットを敷いた寝床が作られていた。
どっちでも眠ることができるようにという配慮らしい。
ソファーに最初に行くと思ったのか、ソファーの横にある窓に「わしつもあるよ」と。 そして、その和室の入口には「ねむいなら→」と貼ってあり、寝転ぶと横に「おやすみ」が目に入る。
彼なりのストーリーを持って、彼の目線の高さに丁寧に貼って回ったのだ。
子育てって大変だけど、こういう幸せがあるから楽しくて仕方無い。
ああ、いま思い出してもにやけてしまう。
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