もう25年くらい前に買った、ザ・ノース・フェイスのテント。
バイクツーリング用に買ったんだけど、まだ現役ということに驚かないか。
今回は、そう言えばこんなテントもあったよねー、と懐かしむオサーンキャンパーに送る、懐かしのテントの話題。
出会いはREI
これを買った頃は、まだインターネットが文字ばっかりの時代だ。 netnewsとか、Anonymous FTPとか、Gopharとかが使われて、人的なつながりはメーリングリスト、そんな時代だ。
そんな時代に、海外発送にも対応していたアメリカのREIから個人輸入したのが、このテント。 カタログを送ってもらって、海外FAXで発注し、指定金額を海外送金する。
安いからと船便を選んだりと、そんな手順も楽しみの一つだったな。 今はいろいろと便利だけど、わくわく感が減ってしまってオサーン的には残念でもある今日この頃さ。
収納は標準的
バイクツーリング用ということで、大人2人用を1人で贅沢に使う。 大きさも大人2人用としては標準的な大きさだね。
手前から、収納袋、本体、ペグ、ポール、フライ、グランドシートが入ってる。
床形状は長方形に近い台形
本体を広げると、床の形がわかりやすいかな。 1人なら、かなりゆったりと使える広さがあるね。
同じ長さのポールを3本使って、モスラの幼虫のような形に立てていくわけだ。
ポールの工夫に感心しきり
このポールは良くできていて、ハトメの穴にポールを挿していくんだが、ポール端の銀色部分にゴムリングがついているので、ハトメに挿したときに簡単に抜けないようになっている。
30年くらい前の設計としては、素晴らしい工夫じゃないか!
ハトメのようなパーツに、ポールを挿していくと、ゴムリングのおかげで1人で組み立てていても抜けてしまってイライラ!なんてことが無い。
スムーズでイイネ!!!
ポールは同じ色のテープについているリングに通していく。
メッシュが広くて通気性抜群
すべてのポールを挿すと、このような自立型のテントのできあがり。 両サイドと入り口がメッシュなので、風通しは抜群だ。
寒い時期には使えないが、バイクでのキャンプツーリングを冬場にやらないから無問題!
中も広々としている。 1人なら荷物を入れて、ゴロゴロできるくらい広い。 座っていても頭も当たらないくらいで、中で煮炊きして快適に食事ができる高さがある。
非常に快適。
フライでシャープなシルエットに
とは言え、夜露とか困るのでフライシートもかける。 ここまでペグを使っていないけど、しっかりとここまで形になる。
ペグを打つと、シャープなシルエットが美しいテントが現れたぜ!!!
あぁ、マジ美しい。
入り口を開いたところ。 入り口は片方だけだ。
居住空間は広々快適
アップにすると、前室の広さがわかるね。 しっかりペグが打てる場所なら、かなりの広さの前室が使える。
入り口のファスナーを閉じた前室。 靴を置いてなお、煮炊きもできる空間が確保されているのが嬉しいところだ。 幕内で煮炊きするよりは、外の方が気が楽じゃない?
入り口上部のザ・ノース・フェイスのロゴが素敵。
今もたまに引っ張り出して使うけど、ほんと壊れない。 ポールのゴム紐を交換したくらいかな。
この先いつまで使えるかわからないけど、大事にしていきたい俺の道具だ。
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